渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

「手を挙げて渡ろう」

2020年09月10日 | 日記

全く同感。

信号機のない横断歩道で「渡ろう」という場合のちょっとしたマナーの話。

① 渡らない場合、そこで立ち止まってスマホをいじったりしない、というよりも、その場所に訳もなく突っ立っていないこと。

② 幼い頃に教えられた作法を忘れないで、「手を挙げて」運転手にサインを送る。 車は停車し易くなる。 渡るのか渡らないのか判らない歩行者が多過ぎるし、一旦、立ち止まることもせず、また、左右確認もせずに、当然の権利だとばかりに渡って行く歩行者が多過ぎる。 自己表現下手な日本人には困ったものだ。

③ 出来れば、止まった車の運転手に何らかの形にして「ありがとう」のサインを送れれば、最高にいいね。  お互いに、一日、気分良く過ごせようというもの。

長野県の高校生の提案で、こんなマナー運動が盛り上がっているとか。

 

 

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将棋道?

2020年09月10日 | 日記

若き藤井2冠の大活躍で将棋界が、賑わっている。

恒例の順位戦とやらで谷川9段との対局での、座る席が話題となった。

将棋の歴史は良く知らないが、インド発祥で、1,000年以上昔に伝来、以後、日本独自の発展を遂げたゲームとして囲碁やチェスとは異なる。

齢40も違う、将棋界の大御所と新進気鋭の2冠。  谷川9段が先着で下座に座り、藤井2冠の到着を待ったとか。  藤井2冠は上座に座ることになる。  この気配り対応に、日本人の凄さが判る。  当り前と言ってしまえば、それ迄。

まさに好きな「道」で、そこに人としての振舞い方や作法・マナー・配慮が色濃く出ている。  将棋界では、誰が、どの様な機会に、どんな風に棋士、或いは、日本人としての振舞い方を指導、教示するのだろうか。  勝負としての将棋とは別に、将棋を通じて身に付ける「人の道」は興味深い。

書道の世界にも、似たようなところがあり、師匠が折に触れて話す。

最近は、相手の気持ち・心持ちを”過度にではなく”「忖度」出来、行動にキチンと繋げられる人が少なく、無思慮・無配慮・無礼で雑駁な日本人に出くわすことが多い様な気がする。

 

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