渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

2nd position への傾斜

2017年04月17日 | 日記
最近は、どんな曲でも、1st position を試した後、必ず2nd position で吹いてみるようにします。

ベンドは、今も進化中で、仲間のKさんのように軽く使える様になりつゝあるのを感じています。
以前は、確かに音は下がるのですが、かなり無理のある『吸い方』で、自分でも、相当に違和感を感じてはいました。
何とか、先生方の様な『自然で、無理のないベンド』に近付きたいと、いろいろとトライして来ました。
一昨年の夏、平松先生に、『OK、出来ていますよ』と褒められ、教室でも『下がっている、下がっている』と言われて来てはいましたが、自身では、全く納得出来ていませんでした。
既に、2年近く経過し、『今以って、進化中』とは、これ如何に、です。
相当に、回り道をして来たのでしょう。

ベンドが、自然に、無理なく、無段階で、コントロール出来たら、ブルースハープの大きなヤマの一つを越えたことになる筈です。
曲の中で、3穴ベンドを自在に半音、一音、一音半へ、そして、一音半から一音へ、更に半音へと滑らかに、流れるように、操れるように早吹きも心掛けます。
色艶のある、悩ましげなベンドを目指したい。
これが出来れば、ハープに、相当に慣れて、身に付いて来たことにもなりますね。

単音で出せるか否かではなく、曲の中で自然に使えるかどうですから、もう、ひと頑張り?

カントリー・チューニング、Gを購入、その後、見よう見まねで、C、Bbを自身でファイリング、A は、リードにヒビを入れてしまった。
曲により、カントリー・チューニングのハープは使いますが、今は、極力、スタンダード・チューニング 2nd position、場合によっては3rd position 等々、ベンドやフェイクを生かし、日本人も大好きなブルージーな『ハープの聴かせ方』を大切にしたいと拘っているところです。

今日も、午後から、Michelangelo、それから、St.Louis Blues、Summertime の一人自主特訓。
Michelangelo の高揚感は、圧倒的で、タングブロッキングで吹くと、涙が出て来ます。
矢張り、病気です。








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