渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

Michelangelo/松田幸一曲

2017年04月16日 | 日記
メロディーが、口ずさめる位に、何度も何度も繰り返し聴いています。
なかなか覚え切らないのですが、大好きなタンゴの隠れた名曲だと思っています。
多くの人に知って欲しいとも思いますので、その為には、まず、自分で吹けない事には始まりません。

まず、パッカリングで、主旋律を習得したいと練習に励みますが、3/4位まで何とかなりますが、その先、アドリブ部分で躓きます。
今日も、午後、フルに使って練習。

スピードに乗れないフレーズも、無論、何か所かあります。
ベンドがないので、楽だと言えば、そうなのですが、矢張り、とても難しい曲だと感じています。

何小節かを、一つのブロックとして、ゆっくり丹念に繰り返して慣れる様に努めていますが、練習方法を間違えていたら遠回りをしていることになりましょう。
まして、タングブロッキングで吹くとなったら、その先の話で、レパートリーに加えるとせば、軽く1年以上は掛かってしまいそうです。

昨年春先に、年末までの習得目標曲・St.Louis Bluesとは言ってみたものの、矢張り、3/4程度までゞ、完璧に仕上がっていません。
まだ、メロディーがすべて脳裏に焼き付いていませんね。

1曲ずつ、仕上げれば良いのでしょうが、並行して何曲かを欲張っていますので、虻蜂取らずなのでしょうね。
こんな悪戦苦闘も、きっと楽しみのうちなのでしょうか。

しかし、始めた頃、ブルース・ハープが、これ程難しいものだとは思っていませんでしたが、あれよあれよ、と言う間に5・6年は経ってしまいました。
この先、どこ迄行くのか、皆目見当が尽きません。
開高健の『悠々として、急げ』です。

尚、以前にも触れましたが、松田先生によれば、今から15年以上前に、メキシコのホテル・ミケランジェロでの作、とのこと。
あのメキシコの空気、大いに頷けます。
素晴らしいタンゴです。





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