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渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

過労自殺

2016年11月07日 | 日記
死ぬ程の残業や残業時間の過少申告、企業の関わり方等、日本人の働き方や企業の労働時間管理の在り方が、問題になっている。
『電通』の『東大卒の女性新人社員』とあまりにシンボリックが故にか、或いは、この種違反事案が再発する札付き企業が故にか、本社や支社に厚労省・労働局の強制家宅捜索があったと報じられている。

ライバル会社、博報堂は、どうなのだろうか?
広告代理業の代表企業だけの話なのか?

他の多くの業界、殊にサービス産業の代表企業は、どうなのだろうか?
ICT等の新しい業界は、どうなのだろうか?

霞が関・中央省庁や、私の住む川崎市をはじめ地方自治体には、この様な状況はないのだろうか?
深夜残業、休日出勤当り前、ムチのみでは耐えられないが、アメが与えられるので、厭わない。
お膝元の厚労省には、その様な実態は全くないのだろうか?

また、昨日今日始まった話ではないですね。
少なく共、私の就職した約半世紀前にもあったし、以後、改善されることもなく同じことが、繰り返されて来ていた。
企業という現場任せで、改善されるものなら、既に50年以上経過、Wonderful world になっていた筈。

結局、代替の効く消耗品としてしか見られていない、縁あってこの世に生を受けた大切な命・個とは見られていないのです。

日本人特有の問題なのか?
『Work-Life Balance』と叫んでも、単なる意識改革なんかのレベルの話ではない。
西欧先進国の考え方、実態と、法的歯止め等の社会的仕組みは、どうなっているのか?

それにしても、風向きだけを見ていて、断固とした『政治の意思』が働き難いのは残念だ。




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