お茶のお稽古

今日は、五行棚を使ってのお稽古でした。

棚の中に風呂釜が置いてある、１０月のみ出来るお手前です。


＜今日のお床＞


掛軸・・・室閑茶味清（室しずかにして茶味清し）

お花・・・コバノズイナ・ホトトギス・イソ菊


＜今日のお菓子＞


小布施の落雁・京都亀屋良長のお菓子・栗の茶きん絞り
栗の茶きん絞りは、手作りということでしたが、とっても上品な味でした。


＜五行棚と炭手前のお道具＞


眉風呂で、羽付きのしんなり釜です。香合は虫と秋の花の模様で季節にぴったり。


私は、五行棚の初炭手前のお稽古でした。




先生は入子点（いれこだて）の薄茶のお点前をして下さいました。



入子点は、建水のなかにお茶碗を入れて仕組んでおきます。

建水は、赤い漆が塗ってある高級品でした。

お茶碗は先生が栗を絵付された作品でした。


薄茶のお点前の後、私が濃茶のお点前をお稽古させていただきました。

いつもより充実したお稽古でした。