吉晶
お茶のお稽古の後、日本料理 吉晶へ行きました。
食材を吟味する・・・魚は港の漁師から、野菜は土の薫る畑から、
瀬戸内の自然がつくる 豊かな恵みを 昔ながらの仕事・・・目先にとらわれない、古くから伝わる技と心、
本物の味を知る、本当の料理を
ご主人の日本料理に対する愛情とこだわりが感じられます。
また、茶道を嗜んでおられるので、丁寧で上品なお料理がいただけます。
カウンター席で、和やかに食事が始まりました。春菊としめじのお浸しに続いて・・・百合根まんじゅうが出されました。
百合根をすり潰し、少々の上新粉と混ぜて 黄身を塗って蒸してありました。
その中にはカニが包んであります。
百合根はこうすると里芋のようで食べやすかったです。
ピーマン・大根・サツマイモ・柚子のあしらいが とっても上品でした。次に、昆布じめの鯛のお刺身、大根巻きにほうれん草
続いて盛り合わせ・・・
牡蠣のベーコン巻(牡蠣を酒炒りしてから巻いてあるそうです)ホワイトソースのせ
サワラの幽庵焼・半熟卵・大根なます・秋刀魚の煮物揚げ物は、ジャガイモをすり潰して少し絞って揚げたもの、
香ばしくて モチモチしていて美味しかったです。
繋ぎに何も入れなくても、ちゃんとまとまるそうです。最後にサツマイモ入りのごはんとお味噌汁、
デザートは抹茶のムースでした。
食材に手間をかけて、大事に丁寧に作ってありました。
素材や料理法などについて、質問にも快く答えて下さり、
また ちょっとしたコツなどを いろいろ教えていただき、
お腹も心も満たされて帰ってきました。