#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【STING】My One and Only Love

2009-06-05 | MUSIC
The very thought of you makes My heart sing
Like an April breeze On the wings of spring
And you appear in all your splendour
My one and only love
あなたを想うだけで 心が歌い出す
春の翼にのった 四月のそよ風のように
するとあなたの姿が… まばゆい光を放って
かけがえのない あなた

The shadows fall And spread their mystic charms
In the hush of night While you're in my arms
I feel your lips so warm and tender
My one and only love
夜の帳が降り始め 静けさに包まれる頃
夕闇が神秘の魔法をかける あなたに抱かれ 感じる
唇のやさしい温もり
かけがえのない あなた

You fill my eager heart with Such desire
Every kiss you give Sets my soul on fire
I give myself in sweet surrender
My one and only love
高鳴る胸は 欲望であふれ
あなたのキスは いつも決まって 私に火をつける 
甘い歓びに ひれ伏す私
かけがえのない あなた

The touch of your hand is like heaven
A heaven that I've never known
The blush on your cheek
Whenever I speak
Tells me that you are my own
あなたが触れると 私は別世界へ
まだ見たことのない世界へ
私が何かを言うと いつも
あなたは頬を染める
あなたは私のものなのね

You fill my eager heart with Such desire
Every kiss you give Sets my soul on fire
I give myself in sweet surrender
My one and only love
My one and only love
高鳴る胸は 欲望であふれ
あなたのキスは いつも決まって 私に火をつける 
甘い歓びに ひれ伏す私
かけがえのない あなた

【STING】My One and Only Love

      ●

My Foolish Heartと双璧をなす1953年の楽曲。
Sweetすぎる歌詞だけど、Melodyが秀逸だからすんなり入ってくる。

John Coltrane & Johnny Hartmanのバージョンがあまりにも有名。
でも今夜はあえてMal WaldronChico FreemanのDUOで酔う。

ボクが敬愛して止まないふたりのミュージシャン。

ビリーホリディの悲哀を全部しょいこんだMal Waldronと
オヤジ譲りの正統派saxで己のルーツを音楽で探ったChico Freemanと。

映画「ユッスー・ンドゥール~魂の帰郷」では
セネガルのアーティストYoussou N'dourが奴隷売買のルーツを音楽で辿ったが、
ChicoFreemanのsaxに初めて接した時、その雄叫びに魂がぐわんぐわん言ったのを覚えている。

   …根無し草が、ルーツを語る。それはお笑いぐさだな。

「自分はどこから来たか、自分は誰か、自分はどこへ行くのか」
そんなお題を向けられたような、強烈な音だった。

   …男と女の出会いも、…ルーツを探る旅なのかもしれない。

今夜も、切りがないな。


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【Tony Bennett】My Foolish Heart

2009-06-05 | MUSIC
The night is like a lovely tune, beware my foolish heart!
夜は素敵な音楽のよう 
油断しないで 愚かな私の心よ

How white the ever constant moon, take care, my foolish heart!
今日に限って なんて月が白々としているのかしら 
油断しないで 愚かな私の心よ 

There's a line between love and fascination,
That's hard to see on an evening such as this,
のぼせてしまうのと愛は別物
こんな晩には 分からなくなってしまうもの

For they give the very same sensation.
感じることは 同じだから

When you are lost in the passion of a kiss.
Your lips are much too close to mine, beware my foolish heart!
夢中でキスしている時
あなたの唇が近すぎる 油断しないで 愚かな私の心よ

But should our eager lips combine, then let the fire start.
でも 二人の唇が一つになるなら 火を付けてしまおう

For this time it isn't fascination, or a dream that will fade and fall apart,
It's love this time, it's love, my foolish heart!
のぼせているわけじゃないのだから 色あせてバラバラになる夢じゃないのだから
今度こそ愛 それは愛なのよ、愚かな私の心よ

【Jazz Standard】My Foolish Heart

      ●

毎日のように桜坂「g」へ顔を出していると、
こんなJazzのスタンダードに酔いしれたくなる夜もある。

1949年の映画の挿入歌がそのままスタンダードナンバーになった楽曲。

高校時代、まだJazzとEasy Listeningの聴き分けがつかなかった頃、
Jazzのオムニバスアルバムを借りて、初めて触れたMale Vocal Number。

Tony Bennettがストリングスをバックに朗々と歌い上げている。

NYの摩天楼がキラキラと脳裏に輝き、
その奥行きある楽曲に、17の青二才が酔いしれた。

歌詞の意味はわからなかったけど、
切ない気持ちはドスンとハートに響いた。

切ない17歳は、締め付けられたチキンハートにきゅんとなって、
照れ隠しのように慣れない煙草に火を付ける。

      ●

鈴木重子のバージョンが本来の姿なんだろう。
恋多きオンナが、わかっちゃいるけど、今夜も恋に落ちる。

男と女の心の襞。
Barの止まり木には、よく似合う。

「Rumをロックで、もう一杯」

いくつになっても、こんな浮き世離れな心情に酔ってる自分が
一番「愚かなりし我が心」なのかもしれないけど。


すっかり、ロックグラスが似合う男になっちまった。





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