![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/73/6a7db03ba15cf91ff85d0738bbf0967c.jpg)
突然だが、2005年02月11日の挙式の写真だ。
この衣装を作ってくれたのが、大学の友人「平岩夏野」さん。
この時も、いろいろ無理を言って、ふたりの服を仕立ててくれた。
おかげで、とても印象的な挙式となった。
その彼女が、本を出した。
平岩夏野web
「平岩夏野の自由な着方ができる服たち」
●
絵を描いていると何度も描いてしまう形があります。
それを布に大きく描いて切り抜き、自分に巻き付けてみる…。
すると思わぬシルエットになる。
向きを変えるとまた違う。
そんな試作をしているうちに
「いろんな着方ができるというのは理にかなったことでは」と
感じるようになりました。
人によって似合う着方が違ったり、
着る日の気分や場によって違うのもいいはずです。
「できるだけ着る人にとって自由度がある服を作りたい」
これは服の仕事にかかわるようになるきっかけでもありました。
デザイナーが作る「型」に体を押し込むような服に
抵抗を感じていたからです。
確かに服は見られるためのものでもありますが、
同時にもっと個人的なものなのではないか、と。
風を感じて気持ちいいと思ったり、
なんだか歩く一歩一歩が楽しく感じられるとか。
そうして感じたことがおのずと出てくるときの、
その人らしさこそ大切にしたい…と。
一着の服が人によって全く違う雰囲気になっているのを見るのは
ワクワクすることです。
こんなふうになるんだ、という可能性の幅を
一緒に広げてもらうようでうれしくなるのです。
あまり細かいことは気にせず、まずは「好き」と思う布で、
自分だけの一着を作ってみてください。
自分ならどうやって着よう、とイメージしつつ。
(巻頭メッセージ全文抜粋)
●
彼女の服は、この言葉の通り、一枚の布から突拍子もない立体感で、
着る人に驚きと悦びを与えてくれる。
自分自身もクリエイティブに関わることが出来た…と満足させてしまう余白がある。
彼女自身も、非常に余白をもった性格の持ち主で、
決して相手を圧迫せず、語り口もゆったりとしていて、
こちらまで余裕をもった心持ちにさせてくれる、希有な人物。
高校生の夜間校時代からマイペースな印象のある、不思議な感覚の女性ではあったけれど、
紆余曲折を経ながらも、こうやって1冊の本に自分の作品を集約する結果を出すのだから、
その陰の努力や集中力は、半端なものではなかったと思う。
だから、自分のことのように、うれしい。
ぜひとも手にとって欲しい一冊。
そして、ぜひとも身につけて欲しい一枚の布たち。
この機会にぜひ。
この衣装を作ってくれたのが、大学の友人「平岩夏野」さん。
この時も、いろいろ無理を言って、ふたりの服を仕立ててくれた。
おかげで、とても印象的な挙式となった。
その彼女が、本を出した。
平岩夏野web
「平岩夏野の自由な着方ができる服たち」
●
絵を描いていると何度も描いてしまう形があります。
それを布に大きく描いて切り抜き、自分に巻き付けてみる…。
すると思わぬシルエットになる。
向きを変えるとまた違う。
そんな試作をしているうちに
「いろんな着方ができるというのは理にかなったことでは」と
感じるようになりました。
人によって似合う着方が違ったり、
着る日の気分や場によって違うのもいいはずです。
「できるだけ着る人にとって自由度がある服を作りたい」
これは服の仕事にかかわるようになるきっかけでもありました。
デザイナーが作る「型」に体を押し込むような服に
抵抗を感じていたからです。
確かに服は見られるためのものでもありますが、
同時にもっと個人的なものなのではないか、と。
風を感じて気持ちいいと思ったり、
なんだか歩く一歩一歩が楽しく感じられるとか。
そうして感じたことがおのずと出てくるときの、
その人らしさこそ大切にしたい…と。
一着の服が人によって全く違う雰囲気になっているのを見るのは
ワクワクすることです。
こんなふうになるんだ、という可能性の幅を
一緒に広げてもらうようでうれしくなるのです。
あまり細かいことは気にせず、まずは「好き」と思う布で、
自分だけの一着を作ってみてください。
自分ならどうやって着よう、とイメージしつつ。
(巻頭メッセージ全文抜粋)
●
彼女の服は、この言葉の通り、一枚の布から突拍子もない立体感で、
着る人に驚きと悦びを与えてくれる。
自分自身もクリエイティブに関わることが出来た…と満足させてしまう余白がある。
彼女自身も、非常に余白をもった性格の持ち主で、
決して相手を圧迫せず、語り口もゆったりとしていて、
こちらまで余裕をもった心持ちにさせてくれる、希有な人物。
高校生の夜間校時代からマイペースな印象のある、不思議な感覚の女性ではあったけれど、
紆余曲折を経ながらも、こうやって1冊の本に自分の作品を集約する結果を出すのだから、
その陰の努力や集中力は、半端なものではなかったと思う。
だから、自分のことのように、うれしい。
ぜひとも手にとって欲しい一冊。
そして、ぜひとも身につけて欲しい一枚の布たち。
この機会にぜひ。