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#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【sep_30】東野祥子ソロダンス

2011-10-15 | DANCE
9月30日(金)に関内ホールで行われた
東野祥子さんのソロダンス。

その衝撃たるや、
今までのダンス観を
見事に打ち破るほどのものだった。

東野さんのダンスは、
もはやカタチがない。

言ってみれば、舞踏にどこまでも近い。

「生まれてしまった哀しみ」を
肉体のかたまりで見る者に擲つような
根源的な衝動が動きひとつひとつにあった。

それがどこまでも「女」を感じさせた。
「女」の性(さが)を絞り出すように
四肢の趨くまま舞台狭しと舞った。

男には決して表出しえない、毅然としたものがあった。
生半可な動きではなかったと、思う。

撮影していて、終始鼓動がドクンドクンと、響いた。

「生きてる」と思った。

ボクにはそのくらい魅了されたダンスだった。