風のたよりのブログ

日々にスポットを当て綴ります

谷中しょうがの糠漬け

2011年06月10日 | 美味しいもの
早や今から10年前になりますが、茅bouを開店したときから、自家製の糠床で漬けたお漬物を供しています。


糠床を管理するにはとても大変ですが、休日でも1日に1回は混ぜることになってるので、だんな様が北海道に行き、仲間とキャンプ中私だけ留守番のときも大切な糠床を混ぜる為に店に行くこともありました。

そう、野菜を漬け込まない時も1日1回は底の方まで十分に空気を送り込むように混ぜること。
糠床の全体を空気に触れさせるのが、発酵をうまくさせるコツなので、このようにかき混ぜることが漬物が美味しく出来るポイントなのです。

しかし、このように注意を払って大切に管理していても専用冷蔵庫もないのでウッカリ黴(かび)が出てくる事もあり、何度も廃棄したこともあります。(泣)

常に大根、人参、胡瓜、茄子、瓜・・・と、季節により漬ける野菜が変わります。

朝の食卓には、ご飯、味噌汁、糠漬けの漬物というのが我が国の昔からの慣わしです。
しかし、今どきの若者もこの糠漬けを好む人が増えてるようで“マイ糠漬け”専用の冷蔵庫まで備えてるとか・・・嬉しいことじゃないですか♪

そんな糠漬けですが新しい試みとして(大袈裟 プッ^m^)最近出始めた葉しょうがの“谷中しょうが”を漬けてみたところこれが美味しくてご紹介いたします。

糠がついたまま 



これはご飯もいいけどお酒のつまみにもグー♪




そうそう、4年前になりますが谷中しょうがを水彩で描いたことを鮮明に覚えています。




夏の予感がいたします。クゥ~、夏はもうそこまで・・・・。