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北海道温泉旅行(その2)函館編/五稜郭・旧イギリス領事館・旧函館区公会堂・大沼公園/湯の川温泉 「竹葉 新葉亭」

2022年06月21日 | 北海道(内訳)

東北編(その1)より

津軽海峡フェリーで函館を目指します。過去、ソロではビューシートを利用してきましたが今回は夫婦なのでスイートです。価格差は以下となります。
「車+ドライバー+追加1名 ビューシート」 26,330円 ソロ1名なら22,630円です。
「車+ドライバー+追加1名 スイート」 31,890円
「車+ドライバー+追加1名 スイート 身障者+介護者扱い」 20,000円

見た感じがアレな方もいらっしゃいます。ビューシート利用の際は貴重品は車内に置きましょう。航行中は立ち入り禁止ですので寝てしまっても多少は安全です。


3時間40分の船旅ですが、妻は用意された寝巻で寝ていました。湯沸かしが付いているのは良いですね。シャワーも強行軍スケジュールでは便利かも。


まずは「五稜郭タワー」へ。23年振りとなります。階下には小綺麗で大きな土産物屋も出来て見違えました。


函館港も遠くに見えます。


五稜郭タワーから「函館奉行所」へ。2010年に再建されましたので、初めての訪問となります(2回ほど横を通過していますが)。


まだ新築の香りが致します。タワーから見るとポツンと小さいのですが、当時の1/3しか復元されていないそうです。


「函館市旧イギリス領事館」です。幕末の建屋は焼失して大正2年の再建となります。2枚目は「家族居室」とか。


「領事執務室」調度品が妙に新しかったりします。2枚目の地図には覚えがあります。右上に五稜郭があるので幕末ですね。中程に「遊女町」もあります。幕府はアイヌを奴隷扱いしていました。国後より北の女性は送られて戻ってきませんでした。男は17歳からだったかな。

もっとも太平洋戦争前までは、地方の貧困農家の女性が売られるのは一般化していました。遊郭では20歳頃までには、ほとんどが死亡しました。

隣接する「旧函館区公会堂(重文)」も23年振りですが良く覚えています。明治43年築で昨年に修復が完了しました。2枚目は食堂です。


2枚目は「御寝室」で、竣工の翌年に大正天皇(まだ皇太子)が行啓しています。


暖炉もですがランプの彫刻も見事です。「大広間」の床はステッカーみたいな奴で修復されていました。コンサートでも使われますしね。


風が気持ち良かったです。バルコニーに出られない旧館も多いのです。ここは"お薦め"です。


数分歩くとよく撮影に使われる坂があります。坂の上には「函館ハリストス正教会(重文)」がありますが修復中でした。内部は・・・幕末の日本向けですし地味でしたが、外見はロシアの地方都市の小教会ぽいです。玉ネギが小さいですけど。


宿は湯の川温泉「竹葉 新葉亭」【竹の膳】新館タイプ(和室) @37,400円 駐車場がバス向けで自家用車は3台のみ。ロビーは狭い方です。あーこれ、団体向けの宿だ!


浴衣と帯がお疲れでペロペロ、ウォシュレットはINAX初期頃の旧型、ポットは保温不可、一休(予約サイト)のサービス日本酒720mlはソフトドリンクへ交換出来ません、とヤバイ感じ。


もっとも、2回ほど同じことを記載していますが、北海道の宿(特に旅館系)は関東甲信と比較して、"総じてサービスは悪い"です。たぶんインバウンド客対応が多いからかも。夫婦で9回、ソロ林道行7回、合わせて約80泊。仕事では函館に短期駐在しています。

部屋の間取りは広めで次の間もありました。

温泉は事前に吟味しています。循環させていない宿は少なく狙っていた老舗は4月に破産、ここしか残りませんでした。湯は強塩に硫酸・重曹も多く含まれツルツルします。エ~お湯でした♪

駐車場は空いていましたが、大浴場はお客が10名程。しかし午前も9時を過ぎるといなくなりました(ツアー客は早い) ただ風呂が25時迄&10時迄は残念です。11時OUTなのにー

食事は美味しかったです。毛ガニは季節ではありませんが美味かったすね。


金目は伊豆とは味付けが違って薄味で微妙です(我々には) 朝食もイカの鮮度以外は良いと思います。


刺身はボタン海老(噴火湾産の通称で正式名トヤマエビ)とマグロ以外は美味しかったです。エビは4月頃に終わっているので冷凍かな。黒いのはハッカクの頭で右上の白身がソレです。美味かったです♪ アワビがデカいです。あとはホッキ・ウニ・イクラ・ホタテでした。イカも夕食のは新鮮でした。

部屋付温泉無しで@3.7万ですが刺身と泉質で"妥当"かと思います。湯の川では"お薦め”かと思います。

翌日は北斗市の「トラピスト大修道院」へ。ここは初めてとなります。函館市内のトラピスチヌ修道院は女性系ですが、ここは女人禁制となります。自然に溢れており気持ちが良い所です(今の季節は) 2枚目の左側がお土産店でアイスも販売しています。


小岩井には僅かに負けますが美味しかったそうです。私も舐めて見ましたが両方とも美味いですね。


坂の上の門内部には歴史や写真が展示されています。


トラピスチヌ修道院より見応えがありました。


門の内部も1枚。


「大沼公園」です。ハマナスが咲いていました。"北海道へ来た"って感じます。


「北海道駒ヶ岳」です。右裾には鹿部の間欠泉があって外湯もあります(熱湯だったなー。今は道の駅になりました)

有名外湯には20ヶ所位入っています。養老牛温泉だけは車中泊の汚らしい爺が多くて気持ち悪かったですが、他は楽しめました。豊富温泉は灯油臭に参りましたが。

(その3)昭和新山・ニセコ・登別&定山渓温泉編へ続きます

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