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ステージ2で、5年生存率50%

2015年10月05日 | 病気
私が「小腸癌では?」と云われた際、5年生存率が20%で驚きました。しかし、リンパまで郭清して生検の結果、幸いにも良性でした(細胞診はⅡ判定・Ⅲから悪性所見・1年遅れたらOUTと云われました)。

大腸がんのステージ4が5年生存率18~26%くらいで同等です。小腸は全体でも僅か20%の生存率なので非常に悪性度が高いな、と思ったのです。で、その時に大腸がんや乳がんは、ステージ2までなら8~9割の生存率と覚えておりました。

TVで、芸能人の御病気が乳がんで「ステージ2で、5年生存率50%」と放送していました。ん?乳がんで50%? 90%の間違えじゃね?

検索したら、すぐに判りました。「浸潤性微小乳頭癌」という希少がんが該当します。短期間で脇の下のリンパに転移したそうですし、50%ですとコレなのかな、と。Google検索で筆頭に出てきたK大学病院の発表論文です。

※ 腫瘍径、微小乳頭状成分の量、組織学的悪性度と無関係に高頻度(2/3)でリンパ管侵襲、腋窩リンパ節転移
※ 通常型、粘液癌、乳頭癌と併存
12例中6例が死亡(F/U、平均22ヶ月)

がん研有明によると、乳がん全体の僅か0.5%です。小腸もそうですが、希少種ってのはタチが悪いのが多いですね。乳がんは女性12人に一人という高確立なので、2500人に一人という計算かな。

抗がん剤が色々と使える種類とのことですし、体力もありそうな方ですので元気に復帰して欲しいですね。

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で、本題ですが私は手術やカテーテルアブレーション等で、何とか心臓を安定させました。薬だけでなく積極的にオペに臨んできました。結果は上々です。

それでも小腸がんが疑われた時、医師より「うーん、使いたい抗がん剤が使えないかも・・・」と。既往症は治せるだけ治しておかないと駄目です。選択肢は多い方が良いですから。
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