今サクラソウ自生地の観察路の両縁は白いユウガギクの花で埋め尽くされている。
キク科は約900属からなる最大の科で、花は多くの小花が集まってあたかも一つの花のような頭花を作るのが最大の特徴と言われる。
周囲の白いのは舌状花、中心の黄色は筒状花で一つひとつが花です
最大の科だけに分け方にも多くの説があり複雑のようだ。ユウガギクはヨメナ属に入れられていたがノコンギクに近縁との事でシオン属にするのが最近の傾向という。
ヨメナ属の属名Kalimerisは花弁が美しいの意味でシオン属のAsterは星の意味、こちらも花弁の美しい形を意味している。難しい事は専門家に任せて野菊の花を楽しんだ方がよさそうだ。
同じキク科のフジバカマは花は終わりに近かったがまだ十分観賞できた。この花こそ頭花と小花が面白い。
小花が5つ集まって頭花を作り、それらが集まって大きな散房花序を形作っている。
小花から伸び出しているのは2つにわかれた花柱
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