フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

さいたま築堤工事で高くなった堤防はセイバンモロコシの天下です

2016年10月30日 15時54分18秒 | 荒川河川敷

29日の土曜日は彩の国環境大学の4回目の講義日だったが、以前より講師を依頼されていた桜区のまちづくりを進める会の観察会を優先せざるを得なかった。
会としては清掃活動も兼ねるという事で埼大生の参加もあって有意義な観察会だった。

着工より10年を経過しているさいたま築堤は飛び飛びに西遊馬築堤まで遡っているが、5メートルの盛土が済んだ堤防はセイバンモロコシの天下だ。特に塚本地区の堤防はセイバンモロコシ一色で、飼料には適さないという葉や穂を強風に靡かせていた。アレロパシーも含むと言われ、他の草を寄せ付けない唯我独尊だ。イネ科なので当然風媒花でこれだけ多いと花粉症の心配も現実味を帯びる。

一面セイバンモロコシに占拠された塚本地区の堤防

垂れ下がった花粉は風に乗ってはこばれる。根でも増えるので繁殖力は旺盛だ

この辺りの水田は湿田が多くミゾソバやアキノウナギツカミがアチコチに繁茂している。ミゾソバは地下に閉鎖花をつけるというので抜い
てみたが下の方の茎は地を這って四方に広がるのでナカナカ判別が難しい。

ミゾソバの閉鎖花と思うが・・・・

帰りに道場の飛び地の河川敷に寄ってみたが、周囲の刈り取りが終わった水田にもほとんど水田雑草が見られず、わずかにあったキクモは花がごく小さかった。

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ゴミ問題は歴史に学べは楽しく有益な講義でした

2016年10月23日 22時41分34秒 | 身辺雑記

彩の国大学の3日目の講座は有益で、考えさせられる事が多かった。
午前の化学物質についての講義は聞けば聞くほどツケを後世の世代に残している思いを深めた。パンプレットの第一にうたっているのが「化学物質は私たちの便利な生活をささえています」という言葉だ。現代人が快適な生活を送るための副産物が有害物質として発生する。それを完全にシャッタアウトする技術は開発されず、少なくすることが精いっぱい。自分たちに跳ね返ってくる事を極力少なくするだけで後世への配慮は遅れがちだ。

さいたま環境科学国際センターの近くを流れる星川にかかる堰

午後は 廃棄物管理 持続可能な社会を求めて ー江戸と現代の比較ーのタイトルだったが話術が巧みな講師で講義に引き寄せられた。
講師自身は技術屋だが循環型社会を考えるには歴史の面から掘り起こす事が必要との思いを強くしているとの話で始まった。そして原発については30年後までツケを残すだけで否定されるに必要十分な条件だとの自身の思いも述べられた。

星川沿いに多く見られたコシロノセンダングサ

当初15万人だった江戸の人口は17世紀半ばには100万人に膨れ上がり、家に近い堀や川、あるいは空き地などにごみを捨てていたのが川などの本来の機能を失わせて、一大社会問題となり、1655年に江戸幕府はゴミを永代嶋に捨てる決定をしたという。この事は埋め立てに至る種々の分業化、組織化を招来し現代に引きつがれてきているようだ。

15時30分頃だったがホシアサガオは花開いていました

現代に於ける循環型社会の実現には3R(Reduce,Reuse,Recycle)に加え、江戸時代のRefuse(不要なものは買わない)、Repair(修理して使い続ける)が必須なのだと主張されたと思うがこれにはもろ手を挙げて賛成だ。

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カラスウリクキフクレフシを初めて知りました

2016年10月19日 17時27分18秒 | 荒川河川敷

観察会の時にも問われ、昨日は添付写真付きのメールを頂戴した。

シロバナサクラタデの雌花に出会えた10月観察会をアップしましたのでご覧ください。

カラスウリの地上に垂れている茎がヘビウリのように膨らんでいるのは何なのだろう。ウォーキングの道筋にたくさんあるがいったい何なのか分からないという。
虫こぶらしいが虫こぶハンドブックを見ても載っていない。とにかく百聞は一見に如かずだと自生地に行くついでに河川敷のゴルフ場方面に行ってみた。カラスウリの茎を手繰ってみると確かに凸凹しているのが多い。今まで気づかなかったのが不思議なほど多い。2~3採って持ち帰った。

虫こぶなのは99%間違いないと思ったが、卵が入っているのか幼虫かはたまた成虫か取り敢えず膨らみを削いでみた。

中はこげ茶になっているが何も出てこない。いったい何なんだと思って念の為マクロ撮影をしてみた。パソコンに移してみると何と幼虫が居た。何か黄色いものがあったので写しておいたのも幼虫だった。

ここまで分かるとネット検索しやすい。カラスウリクキフクレフシという虫こぶで、形成者はウリウロコタマバエで卵を茎に産み付け中で孵化した幼虫はそのまま越冬するという。
肉眼では何も確認できなかったが、3~4ミリはありそうだ。

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講義のタイトルに期待し過ぎたのでしょうか

2016年10月17日 11時03分48秒 | 身辺雑記

彩の国環境大学基礎講座の2回目を受講してきた。残念ながら1番期待した「見沼たんぼと浦高百年の森における蝶相の変化」の講義には失望を通り越して怒りさえ感じた。講師の方は自分の話に酔ってご機嫌に喋りまくっていた。
ご自分の価値観だけでの講義で、調査結果の羅列だけだった。

ゴマダラチョウでしょうか?近くの湿地のミゾソバに来ていました

講義の直前に渡された資料はB4用紙9枚にびっしりデータを書き込んだもの、表組、一面のグラフだった。ご自分が苦労して集めた資料なのだろうが渡された方にとってはどうみたらいいのかも分からない取っ付きにくい資料だ。その事への配慮がまるてなく気持ちよく喋りまくっていた。

センター近くの田んぼでは何もなかったが川面火の見下のバス停付近の畦に繁茂していたミズワラビ

タイトルの「見沼田んぼと浦高百年の森における蝶相の変化」に期待し過ぎたのかも知れないがそれとはかけ離れた内容だった。このタイトルなら見沼田んぼという昔からの所に於ける蝶相の変化と新たに開墾された浦高百年の森に於ける草地から森林に変わる過程での蝶相の変化との比較対照と思った私が独りよがりだったのだろうか?
あらためて資料を見直してみたがどう蝶相が変化したのか、両者の環境がどう変化したのか、差異は何だったのかそんなことには一言も触れてなかった。

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思いがけないシロバナサクラタデの雌花に興奮しました

2016年10月14日 14時34分48秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

前日に観察会の資料を作っていて気が付いた。シロバナサクラタデの雌花だ。かなり前に顧問の先生からシロバナサクラタデは雌雄別株で雄株6に対して雌株は1しかない事をお聞きした。自生地を一生懸命探したがどうしても見つからなからず、やっと目黒の教育園で見つけた事があった。その雌株があった。花冠からY字型に雌しべが伸び出している。雄しべは花の中だ。

雄株は雄しべが長く、花冠からたくさん伸び出して雌しべは短い。この頃は雄株しかないと思い込んでいたので、写真を編集していて初めて気が付いた。

これはビッグニュースで観察会で皆に報告しようと他の写真を見るとやはり雄花で、2つを並べて資料にできた。元々アキノウナギツカミが大量発生しているのでイヌタデ属の一つとして考えていたのが思いがけないニュースになった。

今日はユウガギクが全域の観察路を彩り、第2自生地ではノコンギクがそろそろ見ごろになっていた。両者を対比した資料も作ろうと思ったが何となく気が抜けて資料として渡すまでにはいかなかった。

冠毛が短いのでヨメナ属と言われていたユウガギクだがAPG分類ではシオン属に含められた

茎にも葉にも毛が多いのと冠毛の先が赤みがかる事が多いシオン属のノコンギク

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