フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

レッドリスト2012年が発表され、お菊虫に初対面しました

2012年08月30日 11時53分31秒 | Main

環境省第4次レッドリスト2012年度版が発表された。
維管束植物の新旧対照表を見ると身近な植物では、トダスゲが絶滅危惧ⅠB類(EN)から 絶滅危惧ⅠA類(CR)に、ノカラマツノダイオウが準絶滅危惧(NT)から絶滅危惧Ⅱ類(VU)にランクアップされている。トダスゲは大事にしたいし、ノダイオウは分かるが、ノカラマツは荒川河川敷に普通にあり、サクラソウやノウルシより絶滅の危険性が高いという事には違和感がある。全国的には少なくなっているのだろうか?


ジャコウアゲハの幼虫はいかにも毒々しい。下向きです

お菊虫と言われるジャコウアゲハの蛹に初対面した。
縛られた女性の姿に似ているというので興味があったが、なるほどそんな気がする形だった。


後ろ手に吊るされた様な形に見えるジャコウアゲハの蛹

全国的にある皿屋敷怪談の一つ、播州姫路に伝わる話で、お家乗っ取りをたくらむ悪臣のもとに潜伏したお菊が家宝のお皿を一枚無くした濡れ衣を着せられ、責め殺されてしまった。


ちょうど首の所にひもが架かっているようです

300年程後に城下にジャコウアゲハのサナギが大量発生した時、外見が女性が後ろ手に縛り上げられた姿を連想させる事から、人々はお菊が虫になって帰ってきたと噂したといわれます。それ以後お菊虫の名が付いたようです。

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キクモの可憐な小さな花に初見参でした

2012年08月28日 16時14分37秒 | Main
8月のマンスリー・レポート27で5時半前に家を出た。日中は射すような陽射しで猛暑日が続くが、さすがに朝方は爽やかだった。
露を含んでいる畔を行くと期待通りタコノアシの株が花序を立てていた。陽炎のような虫が来ていたが、羽化したばかりなのかも知れない。でも名前は不明だ。アップを見ると雌しべが6個で雄しべが12個付いている変形の花もあった。

堤防の斜面で朝食のお握りを食べていると先の方のブッシュに白い花が見えた。行ってみると白いのは白く縁取られた葉っぱで花は小さい。園芸種と思ったらちょうど通りかかった老農婦がそこの地主が植えたものと教えてくれた。果実の形からトウダイグサ科と分かったが、ポインセチアと同じ北アメリカ原産のユーフォルビア属のハツユキソウだった。


モンシロチョウが来ています


こちらの花にはハナアブでしょうか

初めて入った土屋の休耕田は圧倒的にウリクサが多く、キクモが群生していて期待したが、花はまったく見られなかった。でも先日初めてだった島根の休耕田ではキクモの花が2花だけ見られた。今シーズン初見参でなんとも嬉しかった。


キクモは埼玉県RDBでは準絶滅危惧(NT)

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河川敷のオオブタクサは花をつけ始めていました

2012年08月25日 17時37分58秒 | Main
今朝は6時前に荒川河川敷に着いてオオブタクサを駆除しようと奮闘しましたが、もう花をつけ始めて急に大きくなったオオブタクサにはかなう筈も無く30分くらいで白旗を上げました。
赤い実を付けたエノキの天辺でけたたましい鳴き声が聞こえてビックリしましたが、よく見るとモズのようです。もう高鳴きが始まったのかと思いましたが、それにしては少し早すぎるようですぐ静かになりました。

休耕田ではコナギがアチコチで葉の下に薄紫の花を咲かせて、チョウジタデの黄色い花も多く見られました。

処暑の自生地模様を田島ケ原サクラソウ自生地を守る会のHPに2012年の処暑の陽射しは焼きつくようでしたにUPしました。
今日ウマノスズクサにジャコウアゲハの幼虫がいましたを田島ケ原の二十四節気にUPしました。

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待望のタコノアシの花に出会えました

2012年08月22日 13時51分53秒 | Main


8月21日AM6時30分さいまた市の荒川河川敷にて

今朝はタコノアシの花に会えるのを期待してペタルを踏んだ。前回9日にはまだ全然花らしきは見えなかった。
09年は8月19日にすでに放射状に立った花軸に花を付けていて、それからは10年3月に大きな株が用水路に枯れ落ちるまで随時観察できた。
でも10年には新しい株はまったく見られず、11年もロクに見ないで諦めていたら、11月27日になって赤い枯れ始めた数株に初めて気が付いた。
今年こそ芽生えから観察しようと6月11日に若葉を見つけて以来、一週間か10日毎に観察してきた。


花軸はまだ放射状に立ってはいません

周囲の雑草が茂って、遠目には分からなかったが、朝露の多い畔を進むと花が見え、小さな3~4株を除いてすべて茎の頂きに花を付けていた。でも、まだ放射状に花軸を立てる本来の姿にはなっていず、初期の花軸が巻いている状態だった。


雌しべには蜜腺がありませんが・・・・

花弁の無い裸花は5裂した萼の周囲に10本の雄しべを立て、雌しべ5本は下部が合着して一見白い花弁のようにも見える。そんな小さな花と蕾がたくさん付いていた。


アップにすると余計に花弁みたいに見える雌しべ

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マツカサススキの種小名が動物学者なのが不思議でした

2012年08月18日 07時45分57秒 | Main
花インデックスタチツボスミレマツカサススキをアップしました。
マツカサススキの種小名は動物学者の箕作佳吉への献名で、何故動物学者にと不思議でした。
命名者の牧野富太郎は東京大学初代植物学教授の矢田部良吉との確執が知られています。


17日は最高の暑さでシオカラトンボもぐったりでした

学長の菊地と弟の箕作佳吉は大学院生の三好学を新分野の植物生理学に進ませるべきと主張し、植物分類学に進ませたい教頭の矢田部の意向と対立したようです。
敵の敵は味方で矢田部憎しの牧野は、後の東京帝大学長の箕作佳吉に献名したと解釈してもあながち間違いではなさそうです。


今年初めてチョウジタデの花と出会いました

ちなみに三好学は後に植物生理学や生態学の講座を開き後進を育て、田島ケ原サクラソウ自生地の天然記念物指定に貢献しました。
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