午後2時頃所用で西区に出かけた。浦和ゴルフの所から堤防上に上がるとアゲンストの風が一層強くなった。時折自転車はほとんど進まず歩いた方がいいくらいだった。
でも、今日はサクラソウ情報の青木実さんが名付けたガガイモの里に用件があった。帰路フェンスについているスズメウリの実を採りたかった。
昨日サクラソウ自生地のスズメウリの白い実が逆洸で中の種子らしき黒い影を見せていた。調べてみると扁平な種子が縦に重なって付いているらしい。それを実際に見たかった。
蔓についた3~4個の実を後ろのバッグに入れて砂利でガタガタの堤防上を走って戻った。家について開けてみると他の物の下敷きになりつぶれて液が出ていた。でも匂いはほとんど無かった。白く熟して丸い実の中に液体が入っているからこそ中の種子の影も見えたのを、実体験してから分かったのはチョッとお粗末だった。
帰路は往路には見られなかった富士山がシルエットになっていました
そしてもうひとつ。強風が吹きまくっていてガガイモを撮るには焦点が定まらず風待ちが多かった。その間に白い種髪は風に吹き飛ばされそうになっていながら実際に飛んだのは一つもなかった。アチコチに種髪が絡まっていながら実際に殻から旅立つ種子がなかったのは殻の中は種子と種髪がぎっしりと詰まっている証拠なのだろう。
右の白いのは種子を飛ばし終わったガガイモの内側