フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

平成の最後に平静を失わされました

2019年04月30日 13時31分57秒 | 身辺雑記

平成の最後に平静さを失わされて一時はあたふたしました。

このところ荒川河川敷で増え続けている外来種のセリバヒエンソウ

メールアドレス宛に英文の脅迫メールが来ました。久し振りの横文字にオタオタしながら読むとパソコンにマルウェアを仕掛けて色々情報を収集した。開けてから2日以上経っても何の回答が無い場合は集めたアドレス宛に君が見たポルノなどのビディオをばらまく。それがイヤなら988ドルビットコインを振り込めとの内容だった。
正直ポルノは10年以上見ていないので問題はないがあること無いこと送信されるのはたまらないと思った。この頃パソコンの調子があまりよくなく、急に落ちたりナカナカ表示されなかったりするのが気になっていた。それでマルウェアを仕掛けられたかもしれないというのは気味悪かった。

アメリカスミレサイシンも猛烈に増えている。でもセリバヒエンソウとともに日本には定着しそうだ

取敢えずメールアドレスは変えようと思った。15年以上使い続けていたのでどうしたらいいのかプロバイダーにアクセスする方法も忘れていた。書類の在りかも分からずすべて手探りだった。すったもんだの挙句ようやく変更したがOutlookも変更しなければならなかった。Windowsのパスワードも変更した。
そしてからウィルスバスターに気付いた。連絡すると金銭を要求してくるのは単なる脅しメールでマルウェアなどの実害はありませんと言う。ホッとしたが自身に腹が立った。まずウィルスバスターに問い合わせなければならないのに逆をやって時間ばかり食ってしまった。

今さいたま築堤の多くの部分をを覆い尽くしているナヨクサフジ。白花もありました

最後にとんでもないバタバタ劇で僕の平成は終わろうとしている。
済みませんが、そんな訳でメールアドレスは
tetraodonをfukukazuに変更しました。@マーク以降は同じです。


朝日の記事に物申す 行政の谷間に咲けぬサクラソウ

2019年04月24日 23時32分44秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

仲間とクマガイソウの自生地見沼の尾島家に行って来た。個人の家の敷地ながら栽培臭さが無く途中から雨に悩まされながらも色々楽しめた。

礼文でアツモリソウを見てからの長年の夢がかないました

一人が23日の朝日新聞の夕刊3面トップ記事を持ってきた。「追いやられ それでも咲くか サクラソウ」のタイトルの記事だった。よく調べて核心を突いた記事と感心した。こんな視点から田島ケ原のサクラソウの現状を書いてくれたのは初めてだ。さすが朝日と思った。
でも肝心の結論がいけない。記事の常道なのだろうが担当者、担当課のコメントで終わらせている。温暖化も乾燥も外来種もどこの植物園特に自生地の共通の悩みだ。

田島ケ原のサクラソウが8年連続で減り続け最盛期の235万株から昨年は28%の66万株に落ち込んでいるのは役所の縦割り行政の賜物?だ。弊害と言うにはあまりに陳腐な理由からだ。

イカリソウも多くの場所で面白い花をつけていました

サクラソウ自生地はさいたま市教育委員会の管轄だ。周囲の堤防は国土交通省荒川河川事務所の管轄で国の政策は治水、利水、環境の順だ。
まして都市圏の住宅密集地に近い田島ケ原は前2者が優先し環境はお題目に過ぎなくなっている。これでは乾燥化防止はおろか訪花昆虫の住みやすい堤防など夢のまた夢だ。

そして周囲の桜草公園はさいたま市都市局都市公園課の管轄だ。同じさいたま市とはいえ教育委員会は行政からの干渉を嫌い独立志向だ。20年前に策定された基本理念は健全な湿地環境を保つためのバッファゾーンとして桜草公園全域を指定している。教育委員会が学識経験者などに依頼してまとめたこの保存管理計画は20年経った現在もまったく画餅のままだ。
4年かけて2014年に作成された2回目の保存管理計画も計画倒れのままだ。サクラソウ自生地の4.1Haの対策ではどうにもならならない事はこれらの計画が十分立証済みだ。

とにかく今は3者が連携して事に当たっていく方策を見いだせねば田島ケ原は野田のサギ山の二の舞になるのは必定だ。
教育委員会と行政との連携が難しいのは文化庁も分かって改正法律を4月1日に施行している。田島ケ原の場合はどうゆう方法であれサクラソウ自生地と桜草公園の指示系統を一本化せねばサクラソウが咲きたくても咲けなくなるのは必定だ。


サクラソウ展の筑波実験植物園で一属一種の植物にも見参

2019年04月19日 19時08分52秒 | 身辺雑記

17日は筑波実験植物園に行った。
21日まで行なわれているさくらそう品種展が直接のきっかけだが筑波実験植物園には前から行ってみたいと思っていたので勇躍出かけた。
事前に経路を調べるとバスの便があまりよさそうではない。植物園前まで行くバスの本数が少なくて、他の最寄りバス停からは8分650mとあった。調べた時間より早く家を出てしまったので結局天久保2丁目から歩く事になったが、結果的には帰りの時間なども調べられ食べ物屋も分かってよかった。

入口のサクラソウも花の大きなのが多かった

花茎が2~3本出ている種が一鉢だけあったようだ

入口脇にも鉢が展示され、桜草花壇や展示台のサクラソウも良く育っている印象を受けた。パネル展示は園芸品種の歴史がかなり詳しく展示されていた。
田島ケ原については「花粉媒介昆虫の消失のため有性生殖は不調に陥っており、将来的な遺伝的多様性の低下が指摘されている。」と鷲谷先生の記述をもとに書かれているだけで寂しかった。

植物園はさすがに広く多くの植物があった。みごろの植物のパンフも貰って見学し易かった。1位のミツガシワは池一面に白い花が咲いて見事だった。
三槲はミツガシワ科ミツガシワ属の一属一種の多年草で主に寒冷地の沼などに生育するという。以前にたしか釧路で見た記憶があった。

花にたくさんの毛があるのが面白い

2位のトガクシソウはメギ科トガクシソウ属のこれも一属一種の多年草で日本固有種。日本人によってはじめて学名がつけられた植物と言う。6枚の内萼片が花弁に見えるが花弁はその内側の小さい6個と言う。

アチコチにリンドウが咲いていたが、ハルリンドウかフデリンドウかはっきり同定できなかった。サクラソウも咲いていたが何となく両家のお嬢様と言う感じで田島ケ原とは違う感じだった。


ムクゲパイプバナと言う奇妙な花を初めて見ました

2019年04月18日 17時25分32秒 | 身辺雑記

16日は「木でつくる新しい社会」のシンポジュームを聴講してきた。
会場が東京大学伊藤謝恩ホールだったので、早めに行って東大構内を見学した。さすが日本一の大学だけに伝統の重みを感じさせられた。学生時代に1~2回は行っていると思うが全く初めてのような感覚で圧倒された。会場には開演間近に入ったらほぼ満員で席は係員の指示でようやく確保できた。最初は基調講演の筈が対談で、少し耳が聞こえづらくなった身にはウェルカムとは言えなかった。2部のパネルディスカッションは聞くべきものがあった。協賛の住友林業の社長の話はそこまでと思わせるくらい幅広い企業活動を展開していることに感心した。


帰りは構内を駅方向に向かった。すると生物科学専攻の看板のかかった見栄えのしない建物の前にウマノスズクサ属の植物の表示があった。そして背後にはお化けみたいな蔓植物が絡んでいた。最初は標本かと思ったが生きた蔓植物だった。

Aristolochia westlandiiネットで見るとウマノスズクサ属の多年生草本でムクゲパイプバナの和名があるようだ。利尿剤・鎮痛剤として導入され、花には花弁は無く萼だけという。


さくら草まつり’19はサクラソウが隠されずに見られました

2019年04月15日 22時33分04秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

さくら草まつり’19は桜が見事でサクラソウもよくご覧になれた。これほど観察路が賑わったさくら草まつりは初めてだった感じだ。清水さいたま市長のあいさつでも今まで一番よくサクラソウが観賞できたとの言葉があったが、まさにその通りだったかも知れない。

桜草公園でも一番遅咲きの入口近くの桜は将に満開だった

相変わらずノウルシが圧倒的だがサクラソウも多く見られた

4月初めの遅霜の被害と10,11日の寒さでサクラソウはかなりダメージを受け、今咲いているのは背丈も小さく花も小さい。でもすべての植物が寒さで成長が遅い。昨年は暖かかった影響でオギやスイバの生長が早くサクラソウがほとんど隠されてしまったが今年はそれらの生長も遅いのでサクラソウは隠されずに済んでいる。小さいながらもE区の奥とD区にはシロバナサクラソウが花を付けている。

E区のシロバナサクラソウ。肉眼では白い点にしか見えない

D区のシロバナサクラソウ。近くにももう一株あり蕾を付けている

今年は天気は昼間の間は持つ予報なので芝生広場の屋台も大賑わいだった。


観察路も多くの人で賑わった