フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

オオムラサキの森に行ってきました

2011年06月29日 19時15分50秒 | Main

嵐山町の蝶の里公園・オオムラサキの森に行って来た。
活動センターの展示をザット見て出ようとした時ボランティアの方が見えたので色々お伺いしている内に一緒に行ってもらえる事になった。
まずオオムラサキ大きな蛹を見せてくれたが、うまくエノキの葉に擬態しているので指さされてもすぐには分からなかった。近くにあったジャコウアゲハの蛹は黒くてごつごつしていた。


エノキの葉に付いたオオムラサキの蛹


1957年に国蝶に選定されたオオムラサキ

途中蝶に詳しい友人から是非ここに行ってみるべきと言われた事。秋ヶ瀬に一緒にミドリシジミの幼虫を探しに行ったこと等を話すとここもハンノキを植樹し、ミドリシジミが見られるようになった事を話してくれ、初歩的な事から親切に教えてくれた。
約1時間30分園内を案内してくれ、大木の遥か上の方のオオムラサキを見つけてくれたり、ミドリシジミやアカシジミの珍しい蝶を紹介してくれた。


栗の花にいたアカシジミ

暑くなった正午頃だったので蝶が活動をやめている時期で収穫が少ないとの事だったが私には本当にありがたかった。
今年は去年と違ってゲンジボタルもヘイケホタルも多く見られるとの事だ。

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荒川河川敷には色々あっても季節は確実に進んでいます

2011年06月27日 18時26分09秒 | 花の和名
早朝プラザウエストの前の道から上がった荒川土手に花火の残骸が散乱していた。明るくなっての惨状は本人たちもビックリすると思うほどの散らかしようだった。
帰り際塚本の横堤下にチャボがいた。いたというより鎮座ましましていた。私を見ても身じろぎもせず何とも謎だった。

両方とも荒川には不釣り合いの景色だったが、河川敷ではノカンゾウが集まって咲き、イヌゴマが群生し、ハンゲショウの白い葉が見られるようになった。


ベニシジミがアクセサリーのようです

ユリ科のノカンゾウ(野萱草)は別名忘れ草、中国名忘憂草の一日花。葉の間から太い花茎を伸ばし分岐した先端に次々と花を咲き継いでいく。これから梅雨明けに向かってオレンジの花が河川敷を明るく彩っていく。


シソ科のイヌゴマ(犬胡麻)、別名チョロギダマシ
ドクダミ科のハンゲショウ。半化粧とも半夏生とも

さいたま市の荒川堤と水田の花二十四節気の夏至に見る田島ヶ原サクラソウ自生地をUPしました。ご笑覧下さい。

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サクラソウ自生地ではオカトラノオ属の白い花とつる植物が全盛

2011年06月24日 07時15分28秒 | 花の和名

サクラソウ自生地ではトラノオ属の白い花穂が今を盛りと多くのところで咲いている。


オカトラノオ属の雑種の代名詞みたいなイヌヌマトラノオでしょうか

自生地全体ではオギやヨシが大きく伸びて蔓植物が急成長中だ。
その中でヤマノイモ科の蔓に一ヶ所から葉が3枚出ているのが目についた。この科の植物はほとんどが互生だがヤマノイモとナガイモだけが対生という。実際近くには対生しているのもあった。


この蔓では一ヶ所から葉が3枚づつ出ていました

3枚は不思議であれこれ図鑑をひっくり返してみた。
やっと新牧野日本植物図鑑のナガイモの項に「葉は長柄を持ち、紫色を帯び対生または3輪生して無毛」とあった。

ナガイモは中国原産の栽培植物でしばしば野生化している。
雌雄異株で茎や葉柄が紫褐色を帯び、葉のヘリも時に紫に縁取られ、基部はほこ形で耳状に著しく張り出し、葉質はやや厚いのが特徴という。そして横幅が広い蒴果はヤマノイモが幅25~30㎜に対して18~20㎜と小さいともいう(以下二枚は09年7月14日サクラソウ自生地にて)


雌雄異株で雄花は直立するのでよく目立つ


雌花は垂れ下がって目立たない。先端が花で筒部は子房

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第4回桜区まちづくりシンポジウムを聴講し現地に行ってきました

2011年06月20日 23時38分03秒 | Main

第4回桜区まちづくりシンポジウム「水と緑を生かしたまちづくり」を聴講した。
佐々木寧埼玉大学大学院教授、堂本泰章埼玉県生態系事務局長の基調講演の後、「里山・ビオトープ構想」への具体的取り組みや現地の紹介が行われた。そして「荒川堤外の里山を守り生かすには」をテーマに6人のパネリストによる発表があったが、バラエティのあるメンバーでそれぞれの立場からの意見が貴重で面白かった。

海外から東北大震災まで幅広い話題が語られたが特に印象的だったのは佐々木教授の「ごくありふれた自然を守る」というごくありふれた言葉だった。前回講演のビオトープとは「生物が住む生息空間」という言葉と共に貴重なキーワードに感じた。


濁っているというのでもない面白い水の色でした

今日はその旧鴨川河道の周囲を見てきた。
水は黄土色だったが水量は多かった。シオカラトンボがつるんで水の上を飛んでいた。そしてラッキーな事にすぐ近くに止まってくれた。


草地にノジトラノオらしきが咲いていた。純粋なノジトラノオは全国的にもごく少なくサクラソウ自生地でもほとんどが交雑種だ。姿形はノジトラノオに近かったが茎には毛が無く、花穂の形はオカトラノオに似ていた。


オカトラノオ属はサクラソウ科で、花は合弁花です
地面を黄色く彩るコモチマンネングサはベンケイソウ科

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7変化と言われるアジサイにはやはり多面的な顔があります

2011年06月16日 15時19分38秒 | 花の和名
今遊歩道などの両側を彩るのはアジサイ。アジサイは色々と誤解を生じ易い花だ。
ユキノシタ科の落葉低木で、うっかり野草図鑑などを見ても載っていない。
ガクアジサイから改良され、日本で生まれた園芸品種がアジサイだ。そして中国に渡ったものがヨーロッパで様々な改良品種が生み出され、セイヨウアジサイまたはハイドランジャーとして逆輸入されている。

アジサイの語源を大言海は「藍色が集まったもの」を意味する集真藍(あづさあい)が訛ったものとしている。
漢字表記に用いられる「紫陽花」は唐の詩人・白居易が別の花に名付けたのを、平安時代の学者・源順(みなもとのしたごう)が無理にあてはめてしまったと言われる。

これだけハッキリしている誤用は珍しいと言われるが、いまもって「紫陽花」は多くの支持を受け植物図鑑でも漢字表記として通用している。
漢字が持つ美しさと想像性がが正論を制している原因だろうが、詩人白居易の感性の豊かさの証明とも言えそうだ。


花弁に見える萼片が6枚もあります

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