ブラシのような形の花序は基部に暗紫色の剛毛のある小穂を多数つける。穂をちぎって手の中に入れ握ったり開いたりすると次第に穂の下側の方へと進んで行くのが毛虫のようでおもしろいとこどもの遊びになるようだ。
赤茶色の雄花を付けたチカラシバ
サクラソウ自生地でも近年多く見られるようになったが、どうやら黒穂病の様な株が見られ心配だ。
詳細はチカラシバの黒穂病がサクラソウに影響ないか心配ですをご覧ください。
黒穂病らしきチカラシバ
赤茶色の雄花を付けたチカラシバ
サクラソウ自生地でも近年多く見られるようになったが、どうやら黒穂病の様な株が見られ心配だ。
詳細はチカラシバの黒穂病がサクラソウに影響ないか心配ですをご覧ください。
黒穂病らしきチカラシバ
リンドウ科アサザ属のガガブタ花径約1.5cm
河川敷の田んぼではすべて刈入れは終わっていた。早く収穫した田んぼでは切り株から芽生えたヒコバエが穂を付け、実もしっかり入っているようだ。
耕作放棄地では相変わらずシロバナサクラタデが多く見られる。
アキノウナギツカミも群生し始め、イヌホウズキの大株も見られた。
アキノウナギツカミの群生
ナス科のイヌホウズキ(犬酸奨)は別名バカナスとも呼ばれ、いずれもホウズキやナスに似ながら役に立たない事が名の由来。戦後帰化したよく似たアメリカイヌホウズキは撹乱地に群生する事が多く、花柄が一点から出て淡紫色または白色の花を付け、液果は同じ黒色だがやや小さく光沢がある。
今年多くの花がみられるヤブツルアズキも花の下に独特の豆果を付けていた。小豆の原種を思わせる細くて長い豆果だ。
ハの字型に長く伸びるのが豆果
先方に昭和水門が見えます
駐車場側からの観察路
公園側からの北観察路
冠水は見えない公園側からの南観察路
台風15号は浜松付近に上陸して甲府付近を首都圏に進んでいるようだ。
14時くらいまでは断続的に強い雨が降っていたが、次第に風が強まり17時00分現在では雨は止むことなく降り続け、時折突風が大きな雨粒を叩き付けるようになってきた。
ブナ科のマテバシイはドングリを鈴なりに付けている。これは2年目のドングリ(堅果)で夏ごろから急に大きくなって長さが2~3㎝と細長く大きい。渋みがないので食べがいもある。
雌雄同株で6月頃には細いブラシのような雄花序をいっぱいに立てて独特の生臭い匂いを放っていた。
葉は15cm以上になることもあり、大きくて厚く多くが枝先に集まってらせん状に付く。
群がって付く葉の間からの今年の実はまだこんなに小さい
センニンソウ、ツユクサ、ツルマメが自生地を彩りますをUPしました。ご笑覧下さい。