サクラソウ自生地が何らかの異変で全滅してしまった万一の場合の為に設置されている補完地はヨシ原の中にあるために野焼きではなく刈払いが行われている。きれいに刈られた敷地にはムクドリが採餌に来ていた。
ここは彩湖の畔で水質地なのでサクラソウもよく生育している。今回初めて知ったがここにはアマナが全くない。現在はサクラソウの株とヒキノカサの芽生えが多く見られる。中に一輪だけ気の早いヒキノカサが花開いていた。
サクラソウは本家の自生地よりはるかに株数も多いし生長も早い。ヨシに混じってつくしも生えていた。
でもこれだけ多くの株で生長も早いのに花芽が付いている株は本当に少なく探すのに苦労をした。やはり今年は遅い事を実感した。