フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

2月にあった少し非日常的出来事と珍しい出会いの文と写真

2010年02月28日 15時52分07秒 | インポート
先日日経BP社から図書券を送ってきた。
日経パソコン1月25日号読者の広場掲載者との但し書きがあった。投稿した覚えがなく何かの間違いだろうと、取敢えずは1月25日号を見てみた。


昨日雨が上がったばかりの自転車道迂回路の林の中にいました

昨年6月に読者の意見調査で回答したものだった。それも、「タイトル負けした特集で何ら具体的な内容は無かった」というもので、封をしてからもう少し気の効いた建設的な提言にすべきだったと悔やんで出すのをためらった経緯もあった。


猛禽類は確かと思いますが残念ながら種は特定できません

業種にかかわらず言訳や慇懃無礼な言葉だけが目立つ今の企業行動の中で、自社の特集を腐されて敢えてそれを掲載する度量には感心した。
裏を返せばそれだけ仕事と自社にプライドを持っている証拠なのだろう。

2月28日に塚本地区の自転車道迂回路の野焼きが行われます

2010年02月25日 17時39分40秒 | Main
荒川自転車道迂回路の塚本地区のヨシ原の野焼きが2月28日(日)の10時から12時までの間に行われる。
日曜日なのでツーリング等のグループも多いと思うが気をつけて走行して欲しい。

看板と云えば先日自生地で犬を連れた男性が立看を固定した針金をしきりにいじっていた。
裏側を見ると2か所で止められていた一本の針金は外され、もう一本もかなり緩められているようで、ペンチを持って出かけた。
でもよく見ると外されたと思ったのは留め金に括って長く余った針金で、まったくのオオトチリだった。


駐車場側の看板、向きは少し変わっているようです

自生地ではモグラ塚が多く目につく。日本固有種のアズマモグラ(東土竜)の仕業らしい。
アズマモグラは湿潤で土壌の深い平野部の水田周辺や畑、草地に多い。トンネル内に落ちたミミズや昆虫の幼虫を餌とする。植物の種子なども食べることがある。(ウキペディア)という。
通常年に一回春に繁殖し、二~六頭の子を産む。寿命は三年ほど。(TBS生物図鑑)ともあるが、あのモグラ塚の多さはサクラソウには影響が無いのだろうかと心配になる。


B区の駐車場側に連なって見えるモグラ塚


暖かな荒川周辺ではホオジロが囀り、野草を摘む人達がいました

2010年02月23日 23時21分00秒 | Main

急に暖かくなった今日、細いきれいな小鳥の鳴声が聞こえた。枝には2羽いるようだった。メジロ?違う、姿が見えた、ホオジロだ。それにしても鳴き方が長い、今年一番のさえずりだ。

ホオジロのさえずりは色々な聞きなしがある。思い出したのは「一筆啓上仕り候」口ずさんでみた。ピッタリ合った。でも可憐な鳴き声にはふさわしくない。「札幌ラーメン、味噌ラーメン」も不粋だ。次は「源平つつじ白つつじ」にしてみようと思った。

去年は21日にはもう群生し始めていた昭和の横堤と堤防にはセイヨウカラシナの花は未だ無かった。でも堤防の斜面ではカラシナなど若葉を摘む人たちがいた。花の咲く前の若葉はおひたし等にすると美味しいと云う。


チョット育ちすぎでしょうか?

一人の方はノビル掘りとの事だった。「早すぎるのでは?」問うと小さなのは来年の為に埋め直して大きいのだけを採っているとの事。人里の植物との付き合い方の基本をお聞きしたような気がした。

さいたま市の荒川堤と水田の花のホームページに雪や氷が解ける季節、自生地のサクラソウも順調ですをUPしました。ご覧下さい。


日曜日の東御苑は梅とマンサクが多くの花をつけていました

2010年02月21日 22時35分29秒 | 花の和名
東御苑はシナマンサクが黄色い花をいっぱいに咲かせ、遠目にも鮮やかだった。
シナマンサク(支那満作)はマンサク科マンサク属の落葉小高木。

花は2月頃葉を展開する前に短い柄の先に数個固まって付く。面白い花が固まって付くのでよく見ないと何がなんだか分からい。
花弁は長さ1~2㎝の線形で4方に広がる。中心部の暗紫色は萼でこれが花弁のように見えるが卵形の4個の萼片だ。

そして花の中心は暗赤色の葯のある雄しべが4個、内側の小さな線形の仮雄しべも4個で、雌しべは花柱が深く2裂するという。
名の由来は黄色い花を豊年満作のようにたくさん咲かせるので満作、また他の花に先駆けて「まんず咲く」が転訛したともいう。


寒い日が続きますがヒメオドリコソウは花をつけています

2010年02月17日 19時07分31秒 | 花の和名
立春後は9日だけが4月中旬の暖かさだったが他は寒い日が多く、野の花達もさぞ戸惑っている事と思う。
でもシソ科のヒメオドリコソウはこの寒さにもめげず花をつけている。

明治中期に渡来したヨーロッパ原産の越年草で、オドリコソウの花をを小さくした様な花の形が名の由来と云う。
葉は対生し下部は長い葉柄で上部は無柄、葉身は次第に小さくなり全ての葉が陽を受ける仕組みとなって、紅紫色に色づく事が多く、表面のしわは細脈部が著しく凹んだものという。


ミニオドリコソウがよく分かる 09.03.18

同じオドリコソウ属のホトケノザと同じような所に生え、同じシソ科のカキドウシともよく似る。