フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

ワタラセツリフネソウは09年に登録された新種です

2017年09月24日 17時29分02秒 | 身辺雑記

彩の国大学の実践課程の第4回目の講義は埼玉県自然学習センターで行われた。北本自然観察公園内にあるビジターセンターで、公園は32.9haの広大な面積がある。4~5年前に訪れた事があるが久し振りでわくわくした。
講師の方は昆虫はトンボ類が専門で、午後の実地演習ではタモアミ持参で池に出ると早速ギンヤンマを捕まえて見せてくれた。いわく「トンボは正面に目にあり必ず後ろから網を振るう事」との言葉通り一発で仕留めた。

緑色が鮮やかなギンヤンマ。オスは腹の付け根が明るい空色という

ツリフネソウ、キツリフネが全園に咲いていた。ツリフネソウは特に多かったが、これは2009年にツリフネソウから分かれて新種に認定されたワタラセツリフネソウという。違いは両側の小花弁が短く、先端が黒く縮れる事と言う。北本自然観察園にあるのは全てこれだといい、河川敷などの低地に生育するという。小花弁が短いワタラセツリフネソウは埼玉カテゴリーの絶滅危惧ⅠB類(EN)だ

キツリフネは従来通りのキツリフネ(黄釣舟)

アサザも4花見られた

キク科のメナモミは茎の上部に白い開出毛が密生する


ヒガンバナが雨に濡れて一段と鮮やかでした

2017年09月17日 16時18分19秒 | 身辺雑記

埼玉県環境科学国際センターの彩の国大学の第3回目の講義は日曜日だった。生憎台風18号の前触れで朝から雨、午後には雨脚がかなり強くなった。一週前には姿形が無かったヒガンバナが生態園で鮮やかだった。

センターの前の種足(たなだれ)ふれあいの森の池の周囲には黄色や白のヒガンバナが咲いていた。ヒガンバナというと普通は赤で花言葉は「情熱」というが、黄色にも白にもあるようだ。
昨年も通ったが種足という地名はどうしても読めない。ちなみにセンターの住所は上種足だ。ネットで調べても由来らしきは出てこない。唯一種足は古くは種垂と書いた。とあるだけだ。

黄色のヒガンバナの花言葉は「深い思いやりの心」、「悲しい思い出」

白のヒガンバナの近くは心なしか黄色が薄い

白のヒガンバナの花言葉は「思うはあなた一人」

この日はヒツジグサに替わって睡蓮の大きな花が咲いていた

ちなみにヒツジグサは日本に自生する唯一のスイレン。一般的なスイレンとはいくつかの野生種を交配、品種改良し、作出された園芸種(ウィキペディア)という。


サツマノミダマシとはいったい全体なんぞや

2017年09月15日 19時09分59秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

ビオ・荒川さいたまの田島ケ原サクラソウ自生地の二十四節気に今年はツルフジバカマの当たり年のようですをアップしたのでご覧下さい。

今回の観察時にサツマノミダマシの名のクモと出会いました。コガネグモ科の中型のクモでこの辺りでも普通に見られるクモのようで、夜に小さな垂直の円網を張り中央で獲物を待ち、昼は葉の上などで待機している習性のクモという。

大きさは約1センチのサツマノミダマシ

でも、とにかく名前が長い。漢字表記にすると「薩摩の実騙し」で意味もはっきりする。でも薩摩の実とはの疑問がわく。調べるとハゼの実の別名らしい。ハゼノキは温暖な東南アジアなどに自生し、沖縄から薩摩を経て日本全国に広がった事から薩摩の実の別名が生まれたようだ。
これが若いハゼの実に似たクモにサツマノミダマシの名を付けた由来のようだ。よく似て同じような環境に住むワキグロサツマノミダマシもいるので面白い。


2日続きの孫のおもりで5時起きでした

2017年09月13日 09時45分18秒 | 身辺雑記

孫が熱を出して保育園に預けられないので来て欲しい。今週はどうしても休めないのでお願いしたい。との娘からのSOSだった。
5時に起きて電車を乗り継いで1時間30分弱。早朝でもウッカリすると満席で、膝の悪い女房は立っての移動は無理なので全てで余裕が必要だ。
初日は抱いても熱があるのが分かるくらい熱かったが午前中通して眠っていたらかなり元気を取り戻した。

中にある小さい5つはどうしても自分が授粉させたはずのない果実です

結局土日は両親、月火はジジハバに甘やかされて、今朝は保育園で大泣きしたらしい。

これはもう十分大きくなっているが授粉させられない場所に付いている

先日も書いたが、我が家のキカラスウリがまた実を付け始めた。雌雄異株で雄花は有りよう筈もないのに実に奇妙な話だ。調べてみると雌雄異株で雄花が無いのに実を付けるのはヤマモモなど風媒花では例があるようだ。風媒花の花粉は信じられないくらい遠くまで飛ぶので近くに雄株がなくとも結実する例はあるようだ。でも、虫媒花ではそのような事例はないようでまさに複雑怪奇だ。


ツルフジバカマの紫と純白のセンニンソウが見事なサクラソウ自生地です

2017年09月07日 18時26分31秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

今日は二十四節気の白露で田島ケ原サクラソウ自生地の定時観察に行ってきた。街道から桜草公園に下りて行く途中にはマルバルコウが朱色の花を所狭しと咲かせて歓迎してくれた。

マルバルコウは熱帯アメリカ原産のツル性の一年草

自生地では今年はツルフジバカマが当たり年のようで鮮やかな紫色の花を全域で咲かせていた。ちょうど盛りを迎えた真っ白なセンニンソウやキンミズヒキの黄色との対比が鮮烈だ。

クサフジより花が大きく色も鮮やかなツルフジバカマ

ナンバンギセルも見られたが、ススキの株をだいぶ刈ってしまって今年は数が少ない。株の外側にチラホラ見えるが、踏まないように奇妙な形の花を観察したい。

ススキやサトウキビに寄生するハマウツボ科のナンバンギセル

キタテハの幼虫やノハラアザミに来ていたオオチャバナセセリも見られた。

幼虫の棘は触ると痛そうですが、ゴム状で触っても何ともない由

この角度から見るセセリチョウの顔は面白い