フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

さいたま市西区馬宮の水田でレンゲ米の栽培が始まっています

2013年04月30日 12時35分44秒 | Main

2010年ころからさいたま市西区馬宮地区でゲンゲを緑肥に使う伝統的なコメ作りの復活を目指しているのを初めて知った。
この地区は早くから圃場整備がなされ、減農薬栽培を行っているのは分かっていたが今年初めて広大なゲンゲ田んぼを見て感激した。

水が入って生き返った土屋(馬宮)地区の田んぼ地帯

ゲンゲは根に根粒バクテリアが共生し、空中の窒素を固定して蓄えるので緑肥として田地に植えられたというが、化学肥料の普及でほとんど見られなくなった。それの復活はミツバチにも好環境だ。

主体は錦ヶ原蓮華米研究会といい現在のメンバーは10人、いずれもお米作りのプロを自負しているという。レンゲ米は色々手間がかかるが食味は通常米よりいいというから単に自然との共生ではなく、大いに期待したい。
花の形から一般にはレンゲと言われるが、ゲンゲが正式和名だ。


一つの花は7個くらいの蝶形花が輪状につく


今、さいたま市の荒川河川敷や土手を彩る外来種2題

2013年04月28日 10時45分20秒 | Main

久し振りに荒川河川敷を走った。前半のG.W.で荒川自転車道もツーリングのロードバイクが多かった。
迂回路を外れて昭和水田のゴルフ場脇の未舗装道を走ると淡い紫色のセリバヒエンソウの群落が目についた。2~3年前から見られるようになったが、今年は一挙に増えてあちこちに群生していた。


もうスターフルーツのような果実をつけています

明治時代に中国より渡来した帰化植物だが花の形が面白く河川敷にも定着しそうだ。


芹葉飛燕草の和名は葉と花の形を言い得て妙です

水を張り始めた田んぼ地帯を眺めながら昼食を食べようと土手の斜面を見渡すと、マツバウンランが細い茎の先の花を強風に揺らしていた。あまりに揺れているので風除けになってやろうと風上に座り込んだ。


ボカさずに撮るのは大苦戦でした

おにぎりを食べ終わっても風は一向に収まらずますます強くなった。薄紫色の花は今にも千切れそう揺れていたがどの花も飛んでいくのはなかった。マツバウンランも帰化植物だが年々さいたま市の荒川土手に定着している。


ゴマノハグサ科の仮面状の唇形花


久し振りの原野はハナウドがメッタ切りにされていました

2013年04月24日 07時08分36秒 | Main

久し振りの原野はキンポウゲ科のノカラマツが一面に伸び出していた。
ノカラマツは2012年の環境省の見直しで準絶滅危惧(NT)から絶滅危惧Ⅱ類(VU)にランクアップされているが、荒川河川敷ではごくごく普通に群生している。

水辺近くではエキサイゼリが小さな花をつけ始め、ヒロハハナヤスリは一部の裸地に群生している。カントウタンポポが盛りを迎え、のどかな春の景色だ。


エキサイゼリは別名オバゼリ(婆芹)で食用にならない
ヒロハハナヤスリは胞子を飛ばすシダ植物

でも、少し中に入ってみて仰天した。ハナウドがすべてメッタ切りにされ、投げ捨てられていた。春浅い頃から緑の葉を出し、6~70㎝に伸びて早いものは蕾もつけそうになったのを2~30㎝のところから切り捨てている。
いったい何者の仕業だろう。絶対に許せない暴挙だ。


惨としか言いようがない


メッタ切りのハナウド


サクラソウ自生地は早くもチョウジソウが見ごろを迎えています

2013年04月16日 07時23分54秒 | Main

いつもはゴールデンウイーク頃に花が見られるキョウチクトウ科のチョウジソウが13日の15時過ぎに一輪咲いて14日に違う株にもう一輪、そして今日は普通に薄紫の花が見られるようになって見ごろを迎えています。そしてアマドコロ、ヒキノカサは各所で見られ、シロバナサクラソウも元気です。


B区の公園寄りの所で咲き始めたチョウジソウ

4月15日の午前中の田島ケ原サクラソウ自生地はNHKの取材があったり、21日のさくら草まつりの舞台の設置が始まったり、花めぐりのバスツアーが来園したりで賑やかでした。


比較的群落の見える第2自生地

今年は全ての成長が早く、サクラソウ自生地はオギやノカラマツそしてスイバが伸びだしてサクラソウは隠されてしまってノウルシさえあまり元気がなく、桜はすでに葉桜です。
21日のさくら草まつりは例年サクラソウ自生地のサクラソウはオギやスイバのスダレ越しで見難くなっていますが、今年は特にそれが顕著でスイバ祭りに名称変更した方がよさそうです。


変異の多いのが特徴。この花は真ん中の雌しべが突き出ている
真ん中の白い目が鮮やかです

観察路を歩いていただくと個々のサクラソウはご覧いただけます。色や形そして中央の白い眼など変異の多いのがサクラソウの特徴ですのでよく観察してください。


チョウジソウがいつ咲くか、ジャコウアゲハがいつ舞い始めるか楽しみ

2013年04月13日 18時13分49秒 | Main
サクラソウ自生地はスイバがもう赤い穂を揺らし、オギやノカラマツがノウルシを追い越してあちこちに群落を作り、色々な植物が成長してサクラソウは沈みがちです。


2013年4月13日の自生地


2012年4月13日の自生地。背景の桜も満開です

例年4月25日過ぎに花をつけるチョウジソウがもう開花しそうで、シロバナサクラソウは2株花を咲かせて、トダスゲがはや穂をつけています。


キョウチクトウ科のチョウジソウは今にも咲きそうです
カヤツリグサ科のトダスゲは去年絶滅危惧A類にランクアップ

奇妙な芽出しのウマノスズクサの近くに蝶のエキスパートのSさんがお菊虫(ジャコウアゲハの蛹)を2匹戻しました。これも7日以内には羽化しそうでいつジャコウアゲハが舞い始めるか楽しみです。


ウマノスズクサはジャコウアゲハの食草です