フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

自生地ではハナムグラが小さな白花をいっぱいに咲かせています

2010年05月30日 18時24分16秒 | 花の和名

今サクラソウ自生地ではアカネ科のハナムグラがアチコチで白い小さな花をいっぱいに咲かせている。
キンポウゲ科のノカラマツも大きく伸び出してたくさん蕾ををつけているが、去年の5月27日には白い蕾が見え、ノジトラノオも花穂が白くなり、ウマノスズクサは小さな花の形が見られたのと比べると少し遅い。

オギが自生地を覆い尽くし、ヨシがその間から真直ぐ茎を伸ばしてサクラソウを覆い尽くしている。一部で果実らしきを見せているが、受粉して正常に種子を作っているのか何とも不安だ。

鴨川沿いのモクセイ科のイボタノキはあまり花が開いているように見えないが強い芳香を漂わせ、ニシキギ科のマユミは満艦飾に小さな花をつけている。

マンスリーレポート27の5月27日分新しく盛土された堤防には色々な植物が生育していますをアップしました。


花の形が銭に似てゼニアオイ、葉が似ているのはゼニバアオイ

2010年05月28日 15時32分37秒 | 花の和名
ゼニアオイは園芸品としてよく庭などにも植えられている。しかし繁殖力が強いため路傍や荒地などにも野生化している。色が鮮やかで比較的大きな株も見られ盛土された荒川土手にも多く見られる。
地中海沿岸原産で江戸時代にはすでに渡来していたと云われる。花の形が銭に似ているのが名の由来。

ゼニアオイに似ているが前回は花が殆ど閉じていたアオイ科の花が全開していた。アオイ科はフヨウ属など花のきれいな種が多く、ワタやオクラ等の有用植物も含まれるが日本には野生種が少ない。
その為か植物図鑑にはあまり載っていないが、花径は1㎝強で葉などをよく見るとゼニバアオイ(銭葉葵)だった。ユーラシア原産で1954年代に軽井沢で初めて採集された(日本の帰化植物)外来種だ。


こちらは葉が銭に似ているので銭葉葵(ゼニバアオイ)


雄しべが筒状に合着し真中から出ているのは花柱


ミゾコウジュのアルビノがありました

2010年05月23日 22時24分13秒 | 花の和名
シソ科のミゾコウジュが咲き始めていた。広い休耕地なのでアチコチに点在している。

フト気がつくと若草色の株があった。花はまだ咲いてはいなかったが蕾は白い。

近くに普通のミゾコウジュがあった。こちらは蕾も普通の紫色でハッキリ草全体が違う。

花だけでなく全ての色素が抜けたアルビノだろうか?咲いた花も確認しようと再度行ってみたが、あまり雑草が生えている状態でもないのに赤い大きな除草機がエンジンの音を響かせていた。

二十四節気に見る田島ヶ原サクラソウ自生地に21日の小満のハナムグラが花をつけ草木が勢いよく生長中をアップしました。ご覧下さい。


小石川植物園で絶滅危惧種のムラサキが白い花をつけていました

2010年05月21日 13時22分58秒 | 花の和名
小石川植物園の薬草園にはムラサキ(ムラサキ科)の小さな白い花が咲いていた。
丘陵の草地などに生える多年草で茎は高さ40-70cm、根は太く、生薬・紫根(シコン)また染料にも用いられたという。絶滅危惧IB類(EN)


花径約4mmと小さく、喉部に黄色みを帯びた突起がある

園内ではアオイ科のキクノハアオイがみかん色の小さな花をアチコチに咲かせていた。昨年は分類標本園の近くにしか無かった事を思うとその繁殖力は驚異的だ。
北アメリカ原産で名前は葉の裂け方がキクの葉に似る事からという。


4~5年後にはさいたま市の荒川河川敷でも見られるかも

ユリ科のハタケニラが分類標本園のいたる所で花を咲かせ、奥の方の雑草地帯には大株も見られ、園内に拡散していた。
ねぎ独特の匂いはなく、小さな鱗茎を多く作り繁殖するという。
北アメリカ南部原産で観賞用に導入したものが逸出し明治中ごろには渡来していたらしい。


内外花被とも3、雄しべ6.。ヒラタアブは花粉を舐めているのでしょうか

マンスリーレポート27の4月分盛土された堤防に特定外来植物のオオカワヂシャが群生をUPしました。遅くなりましたがご覧ください。

サクラソウ自生地では絶滅危惧種が実をつけ、花を開いています

2010年05月18日 07時35分34秒 | 花の和名
田島ヶ原サクラソウ自生地はヨシが鋭く空に向かうような茎を突出させ始め、全体的には1.5メートルくらいのヨシ原になっている。
サクラソウはほとんど姿を消し観察路の縁側にはカヤツリグサ科のアゼスゲ(畦菅)やエナシヒゴクサ(柄無肥後草)そして絶滅危惧IA類(CR) のトダスゲ(戸田菅)が面白い形の果胞をつけている。


果胞と茶色の鱗片が面白い模様のアゼスゲ
エナシヒゴクサ


トダスゲは果胞が膨らんで別名のアワスゲのようです

そしてまた絶滅危惧IB類(EN)のセリ科のエキサイゼリ(益斎芹)や同じ絶滅危惧IB類(EN)のアカネ科のハナムグラ(花葎)も小さな白い花を開いている。


エキサイゼリは実も付けています


ハナムグラ