フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

サクラソウの白花がもう開花しているよ!!

2021年03月31日 11時19分24秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

最高気温が22℃くらいまで上がり穏やかな初夏の様相に思える桜草公園は桜が満開でサクラソウも小ぶりながら全域で見られる。
例年比較的開花が遅い白花のサクラソウも多く花開いている。

尚、残念だが今年の桜草公園でのさくら草まつりは中止。但し浦和駅東口コンコースでのサクラソウの展示と販売は4月17日(土)、18日(日)の両日に行われる予定だ。

サクラソウのこんな塊も結構見られるのは他の植物がまだ育っていない事も大きい。

上は南観察路の公園入り口近くからD区を眺望した景色だが、もうノウルシは黄色い花を満艦飾につけて相変わらず優勢なのが現状だ。
そうゆう中でも小さなヒキノカサガアチコチで見られる。


さいたま市営思い出の里に行ってきました

2021年03月25日 18時10分40秒 | 身辺雑記

さいたま市営の思いでの里に行って来た。広大な敷地に色々なお墓があり興味深かった。
中心部にエライ立派な建物があって何だろうと思ったら3階建ての屋内墓地だった。これは壮大な無駄だ。シンボル的な存在なのだろうが市営としては無駄という他ない。

曲線の屋根で通風の為に多くの柱が並び博物館の趣の室内墓地

桜は全体的には5~6分咲きというところだろうが早いものは満開に近い。新鮮な緑もあり素晴らしい景観の里だった。周囲の空間は無理に芝を植えたりせず自然のままをたいせつに管理していて好ましかった。

何かと思ったらホトケノザの群生で嬉しかった。

ヒメオドリコソウの群生もあり、限りなくスミレに近いノジスミレも多く花を咲かせていた。

樹林型合葬式墓地も新しく作られたようで、これからの新しい墓地形式としていいと思う。個人の家の墓地など継ぐ者が居なければ消滅せざるを得ないし、このような合葬式墓地はこれからの主流となっていくと思う。


久し振りに原野に行き100周年のモニュメントも見てきました

2021年03月24日 18時25分32秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会の現地研修会が行われた。さいたま市文化財調査専門員の荒木准教授を講師にお迎えしての約1時間半の研修会だった。新進気鋭の先生だけに具体的な説明があって充実した時間を過ごせた。

終わって久し振りに道場の飛び地の河川敷の原野に行ってみた。エキサイゼリなど花はまだまだだったがアメリカスミレサイシンやカキドオシの花は見られた。

紫の大きな花のアメリカスミレサイシン。今荒川河川敷で一番の成長株の外来種

暖かさに誘われて結構見られた成虫越冬するキタテハ

シムラニンジンの芽生えもアチコチで見られ、ノカラマツの幼葉は多く見られる。この写真は結構大きくなったノカラマツで芽だしの頃はガラス細工のような形の様々な色のものが見られる。

西浦和駅から駅前広場に出る真ん前にようやくサクラソウ自生地への案内看板が付いた。文化財保護課の大ヒットだ。

改札を出て広場に出る正面に設置された100周年記念の年度モニュメント


なんとA区の柵近くにサクラソウが6株も花開いています

2021年03月17日 22時37分03秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

15日の「サクラソウが50株は花をつけているヨ」との大高さんからのメールに、矢も楯もたまらず自生地に向かった。
14日は東京のソメイヨシノの最も早い開花宣言があった。16日は京都、これも観測史上最速という。さいたま市の気温も20℃以上まで上がったようだ。
サクラソウが花を付けても不思議はないが、A区で1メートルくらいの所に6株も開花していた。


左の花は裂片が6枚です。A区のこの辺りで多い花です

いつもの石碑近くはサクラソウの株さえ見られず、芽だしが多かった石碑の後方の観察路脇ではようやく蕾が見られただけだったのはいつもにも増して不思議だった。 B区のズームを効かせなければハッキリ花の形が分からないサクラソウがノウルシの生え際に多く見られたが、A区のすぐ近くの花々には遠く及ばない。

アマナは全開で白い絨毯をあちこちに広げ、ヒロハアマナはそろそろ終わりに近かった。

3姉妹なのか楽しそうに花開いてミツバチを歓待していました。


サクラソウが第2次指定地で花開いています

2021年03月13日 17時32分56秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

11日に大高さんからサクラソウが第2自生地で開花しているとのメールをもらった。さっそく翌12日に行ってみた。少し遠いが3ヶ所くらいに花が見えた。

昨年は13日に第1次指定地のB区で初咲きが見られ100周年の新記録だったが今年はまた2日早くなった。それも3~4ヶ所で花の数も多い。今年の13日は終日雨で、乾燥し切っている自生地には有難いが、強い雨でしかも冷たい雨なのでサクラソウには可哀想だ。

第1次自生地の方はノウルシが早や黄色い花を咲かせ我が世の春のように我が物顔だ。12日は太陽こそ出ていなかったが無風で暖かな日だったのにヒロハアマナもアマナも半開きでしかなかった。閉じていても今日の雨で痛めつけられたのではないかと心配だ。

陽が出ないとこうして横向きにつぼむので結構雨にも撃たれ易いヒロハアマナ

蜘蛛の子を散らしたようなアマナの群生と黄色い花もつけているノウルシ

サクラソウは第1次自生地では一部で花芽は確認できたものの蕾は見つからなかった。今日の雨に負ける事なく頑張って早く花を付けて欲しい。