フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

田島ヶ原サクラソウ自生地の桜草のいわゆる開花率は2分咲きです

2010年03月30日 22時01分58秒 | Main

今朝のサクラソウ自生地は冷たい強い風が吹いていたが、久し振りに青く澄み渡った空のもと、真っ白な富士山と一部白くなった遠くの山々が遠望できた。


堤防上から俯瞰した自生地はノウルシの黄色がますます濃くなっている。所々サクラソウのピンクのかたまりも見え始めたが、まだまだ薄く、小さい。


口の悪い方はサクラソウではなくノウルシの自生地にすべきと言いますが

観察路からはピンクの花がそこここに見られるようになったが、まだ蕾が圧倒的に多く、2分咲きくらいだろうか。風の向きによってはノウルシの香ばしい匂いが漂っている。


桜草は普通5裂片ですが、これは6裂しています


モズもサクラソウの開花状況の検分でしょうか

ここでのノウルシは少し増えすぎた事もありは敵役だが、花をよく見ると様々な造りで面白い。環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)でトウダイグサ科の多年草だ。トウダイは海の灯台ではなく、花のつく形が油を灯す昔の照明の灯台に似ているからだ。

二十四節気に見るサクラソウ自生地をご覧ください。


ノウルシの詳細な観察記録を頂きました

2010年03月25日 23時02分49秒 | Main
みくり会を主催する千原肇さんからサクラソウ自生地のノウルシの観察記録を頂いた。
昨21年1月23日~5月6日までの写真31枚で綴る労作だ。ノウルシの多彩な顔を詳細に記録している。

田島ヶ原自生地では敵役のノウルシだが県内での自生地はここと加須市の浮野の里が知られているのみという。
ノウルシは環境省のレッドデータリストの絶滅危惧Ⅱ類。

ホンの一部の写真を私の独断と偏見で紹介したが、スキャナーで撮ったのでオリジナルとは露出等異なるのは乞うご了承。

やっと二十四節気に見る田島ヶ原サクラソウ自生地をUPしました。ご笑覧下さい。

モズの求愛給餌だったのでしょうか?

2010年03月23日 23時29分38秒 | Main

前方の枝にモズがいた。しばらくすると下の草むらに急降下した。すぐに飛びあがりそのまま右方向に飛んだ。

とその先にもう1羽がいた。チャンスとカメラを向けた時にはもう最初のオスは飛び去っていた。
残った一羽は最初からそこに居たメスのようだった。写真をよく見ると嘴を開けて何かを叫んでいる。

中に嘴が赤くなっている写真もあった。プレゼントを食べたのだろう。

モズの求愛給餌だ!!
1回だけの給餌では物足りなく、もう一度狩りをしてきてほしいと叫んでいたのだろうか?
げに恐ろしきは・・・・


ようやく塚本地区の自転車道迂回路の野焼きが行われました

2010年03月18日 23時11分18秒 | Main
予定通り塚本地区の自転車道迂回路沿道のヨシ原の野焼きが行われた。
たまたま組合長さんと話ができた。野焼きは病虫害の駆除の為で単なる枯草の焼却では無く、稲作農家にとっては必要欠くべからざるものと云う。その為か塚本地区の農家が参加して万一に備えていた。

でも野焼きをするのに自分たちの都合を最優先する事はできないと云う。許可、届け出をしなければならない個所が多くそれだけでも大変のようだ。
煙が上がると通報する人もいる。さいたま市や河川事務所が来て届を出したか?と云うような会話が聞こえてきた。相も変らぬ縦割り役所割行政故の話を側聞して苦笑せざるを得なかった。

地方分権などと大上段に振りかぶらずこうゆう事から改革するのが先決だ。
野焼きと云えば普通考えられるのは消防署だ。所轄の消防署に申請すれば所轄の市役所と警察に自動的に流れ、今回のように河川敷であれば管轄の河川事務所にも流れる、そんなルートが制度化すれば申請する住民も楽だし万一通報を受けた役所も対処が簡単になる。
実に簡単な事と思うが、そうはいかないのがお役所がお役所たる所以なのだろう。


荒川自転車道塚本地区の野焼きは明日18日に行われます

2010年03月17日 23時18分21秒 | Main

塚本地区の荒川自転車道迂回路のヨシ原の野焼きは終わっているものとばかり思ったが、案に相違した。でも考えてみると昨日は昼間こそ風も無い穏やかな暖かい日だったが、未明にはかなり雨が降ったらしかった。
その為の中止で、強風でもなければ明日18日には確実に実施される。

錦乃原桜草園はサクラソウがまとまって花開いている所もあったが、周囲のトウダイグサはかなり多く感じた。若草色の総苞に包まれた杯状花序からはもう雌しべが外に飛び出していた。

三条町の田園地帯の農道の南斜面にはノジスミレが2㎝以上の大きな花をたくさんつけていた。
色は鮮やかで豊かな感じがするが、ひんまがったような花弁は気難しい頑固ジジイを連想させられる。

道場5丁目の畔にはコオニタビラコが複数の花をつけ春を告げていた。