今朝のサクラソウ自生地は冷たい強い風が吹いていたが、久し振りに青く澄み渡った空のもと、真っ白な富士山と一部白くなった遠くの山々が遠望できた。
堤防上から俯瞰した自生地はノウルシの黄色がますます濃くなっている。所々サクラソウのピンクのかたまりも見え始めたが、まだまだ薄く、小さい。
口の悪い方はサクラソウではなくノウルシの自生地にすべきと言いますが
観察路からはピンクの花がそこここに見られるようになったが、まだ蕾が圧倒的に多く、2分咲きくらいだろうか。風の向きによってはノウルシの香ばしい匂いが漂っている。
桜草は普通5裂片ですが、これは6裂しています
モズもサクラソウの開花状況の検分でしょうか
ここでのノウルシは少し増えすぎた事もありは敵役だが、花をよく見ると様々な造りで面白い。環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)でトウダイグサ科の多年草だ。トウダイは海の灯台ではなく、花のつく形が油を灯す昔の照明の灯台に似ているからだ。
二十四節気に見るサクラソウ自生地をご覧ください。