朝から青空が広がり明るい陽射しが飛び込んできた。このところ台風18号の影響で雲の多い日が続いたのでことさら爽やかな秋を感じた。でも、台風17号が本州縦断をうかがう勢いで沖縄近くにあるようなので明日からは荒れ模様になりそうだ。
27日には花茎は立っていたがまだほとんどが蕾だった羽根倉・さくら草橋間の荒川堤防のヒガンバナを見に行った。
今日はかなり咲いていたが、花が大きいのでチョット目には満開のように見えるがよく見るとまだ蕾の方が多い。4年目なので鱗茎が育ってきて1ヶ所から伸び出している花茎は7~8本はある。
2008年から2009年にかけての冬に鱗茎を植えた平野さんには大感謝だ。
2009年秋には一本づつ伸び出したヒガンバナを観察できて、色々勉強になった。一つの花茎に普通は6花が傘状に付く(散形花序)。一つひとつの花はユリと同じで外花被片3と内花被片3が赤い花弁状につき、雄しべ6本雌しべ1本が長く突き出る。子房は下位でそれだけがユリ科との違い。花被片は咲いた直後は縁が真っすぐで次第に波打ち、日が経ると縁が白く縮れが大きくなる。花の寿命は普通6~7日のようだ。
細長い日本列島で同じ彼岸の時期に花が咲くのは種子繁殖ではなく、鱗茎で増えたためいわゆるクローン繁殖だからという。
日本全国の人里にあるので別名はマンジュシャゲを始め方言名は500以上あるというが葉と花が別の時期に出るので「葉見ず花見ず」の名があるのは面白い。
27日には花茎は立っていたがまだほとんどが蕾だった羽根倉・さくら草橋間の荒川堤防のヒガンバナを見に行った。
今日はかなり咲いていたが、花が大きいのでチョット目には満開のように見えるがよく見るとまだ蕾の方が多い。4年目なので鱗茎が育ってきて1ヶ所から伸び出している花茎は7~8本はある。
2008年から2009年にかけての冬に鱗茎を植えた平野さんには大感謝だ。
2009年秋には一本づつ伸び出したヒガンバナを観察できて、色々勉強になった。一つの花茎に普通は6花が傘状に付く(散形花序)。一つひとつの花はユリと同じで外花被片3と内花被片3が赤い花弁状につき、雄しべ6本雌しべ1本が長く突き出る。子房は下位でそれだけがユリ科との違い。花被片は咲いた直後は縁が真っすぐで次第に波打ち、日が経ると縁が白く縮れが大きくなる。花の寿命は普通6~7日のようだ。
細長い日本列島で同じ彼岸の時期に花が咲くのは種子繁殖ではなく、鱗茎で増えたためいわゆるクローン繁殖だからという。
日本全国の人里にあるので別名はマンジュシャゲを始め方言名は500以上あるというが葉と花が別の時期に出るので「葉見ず花見ず」の名があるのは面白い。