フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

小石川植物園で絶滅危惧種のムラサキが白い花をつけていました

2010年05月21日 13時22分58秒 | 花の和名
小石川植物園の薬草園にはムラサキ(ムラサキ科)の小さな白い花が咲いていた。
丘陵の草地などに生える多年草で茎は高さ40-70cm、根は太く、生薬・紫根(シコン)また染料にも用いられたという。絶滅危惧IB類(EN)


花径約4mmと小さく、喉部に黄色みを帯びた突起がある

園内ではアオイ科のキクノハアオイがみかん色の小さな花をアチコチに咲かせていた。昨年は分類標本園の近くにしか無かった事を思うとその繁殖力は驚異的だ。
北アメリカ原産で名前は葉の裂け方がキクの葉に似る事からという。


4~5年後にはさいたま市の荒川河川敷でも見られるかも

ユリ科のハタケニラが分類標本園のいたる所で花を咲かせ、奥の方の雑草地帯には大株も見られ、園内に拡散していた。
ねぎ独特の匂いはなく、小さな鱗茎を多く作り繁殖するという。
北アメリカ南部原産で観賞用に導入したものが逸出し明治中ごろには渡来していたらしい。


内外花被とも3、雄しべ6.。ヒラタアブは花粉を舐めているのでしょうか

マンスリーレポート27の4月分盛土された堤防に特定外来植物のオオカワヂシャが群生をUPしました。遅くなりましたがご覧ください。