5日
次男の誘いで久し振りにクラシックコンサートを聴いて来た。
フルート・オーボエ・ホルン・ファゴット・クラリネットの管楽器だけの演奏であった。5人の方は夫々有名な奏者で世界中を駆け回って演奏され賞賛を浴びておられるそうだ。30年間続くこの「アンサンブル・ウイーン=ベルリン」の演奏は素晴らしかった。私はクラシック音楽会に娘時代から数え切れないほど多く行っているけれど、今回の様に管楽器だけの演奏会は始めてであった。管弦楽演奏では分からない管楽器の一つ一つをまじかで見、聞く事が出来非常に勉強になったし感動は大きかった。みなとみらいの小ホールであったから聴衆者もそれ程多くなく落ち着いて聴く事が出来た。
演奏後、帰ろうと思ったら多勢の人の列を見付け何だろうと思ったら演奏者にサインを貰っているのだと分かった。サインなど貰った事のない私であったが、これから夕食を次男と食べる事になっていて、「でもまだ時間が早いからサイン貰って行こうよ」と言う事になり列に加わった。左程の時間は掛からず5人の方々に上の様なサインをして頂け私の宝物になった。
夕食を二人で喋りながら愉しく過ごし帰途に就いた。東横線の武蔵小杉で次男は降り別れた。私は渋谷終点で降り井の頭線のホームに行きつくまで何と延々15分位も歩かねばならない。一寸不便になったな~と感じる。
次男と共に過ごした心豊かな一日であった。
6日
市谷教会に行った日。
7日
先日手の痺れがひどくなり主治医でない先生に診て頂いたので、今日は主治医の先生に診て頂き新しい薬を飲む事になった。「この薬は強い薬だし副作用が出る事もあるからその時は来て下さい」との事だった。さて!と考えた。「私明日は一日外出するのですが」といったら「では明日帰って来てから飲み始めてください」と言われた。これで明日は安心してバスツアーに参加できるなと思ったのである。
病院に行けば待たされる時間が長く半日仕事になる。
8日
今日は愉しみにしていた松原教室のグリコ工場見学バスツアーの日であった。8時に集合であるから7時前には家を出なければならなかった。集合場所には知ったお顔の方、知らないお顔の方々が沢山集まっていらっしゃった。熟年!いいえ相当高齢の方々ではあるが 心は青春の如く今日の日を待ちわびておられたであろう。皆さんお元気なお顔であった。
バスに乗り込み8時半出発。高速道路の川越インターを下りて普通道路へ約1時間半で目的地に到着。昔を思わせる建物が立ち並ぶ街並を自由に散策、色々な面白い素敵な店を見ながらアイスクリームを買って食べる人、お饅頭を買う人ありで愉しんで1時間見て回った。 次なる昼食の場所に行く為約1時間バスに揺られ、日本五大名飯忠七「割烹旅館二葉」に着いた。広い畳敷きではあるがテーブルに椅子で有難かったし美味しく頂いた。
さて、ここで私にとって思わぬ嬉しい事が起こった。「90歳の方」と言う声が聞こえた時「アッ私の事だな」と思って一寸ドキドキした。思った通り私の卒寿を祝って下さる企画であったのだ。マスターABの方々の発案で卒寿を祝う賞状を頂いたのである。何にも知らなかった私、43人もの教室の方々に祝って頂けた私、なんて幸せなんだろうと天にも登る最高の嬉しさであった。長い人生を生きていて良かったとの思い、感謝感激の気持一杯であった。
発案して下さった方々、そしてあの場で祝って下さった方々本当に有難うございました。
又々1時間バスに乗って今日の本命「グリコ工場」の見学が始まった。一年前に出来上がったという工場は素晴らしく綺麗で、中の設備も気持ち良く整っており最高の気分で見学する事が出来た。昔は皆手作りであったが今の世の中は全てが機械によって操作されるその様を見て「如何してこんな機械を作り出す事が出来るのだろう」との不思議さと驚きで胸はつぶされそうであった。昔々を知る私故に尚更の驚きを感じるのであろうか!
チョコレートが一杯付いたポッキーを土産に貰った。美味しくてその日の内に一袋食べてしまった。
知らなかった方方ともお話が出来たし本当に和気あいあいな愉しい一日であった。4人の先生方のご苦労は並大抵ではなかったであろうと感謝の気持ちである。有難うございました。
9日
愉しかった昨日とはうって変って辛い一日だった。夕べ8時バスツアーから戻って先生とのお約束通り新しい薬を1錠飲んで寝た。朝起きたら体がふらふらする。眩暈も一寸するし眠気がかなりひどく、テレビを見ると字がはっきりしない、これは夕べ飲んだ薬の副作用に違いないと思いつつ朝も一錠飲んだ。勝手に薬を止めてはいけないと書いてあったし、変な時は病院に来るようにと言われていたので昼頃タクシーで出掛けた。予約なしだから3時間待たされた。始めての女医さん、私の話しを聞いてその薬は止めましょうとおっしゃった。結構強い薬らしくこんな症状になる人が多いらしい。でも飲んで良くなる人も いるのだそうだ。今迄薬でこんな事になった事がなかったのでショックであった。薬の副作用の怖さを思い知らされた。
私の場合右手の親指と人差し指が痺れたような、ものに触ると変な感じがするだけで他は大したことはない。MRIで命に関わる事はないと診断されたのでもう何も飲まずこのままにしましょうと言う事になった。
何時も悪くなった時は往きはタクシーだが帰りは電車で帰れていたが。今回は非常にふらふらしていたのでタクシーを呼んで貰って帰って来た。もう夕食時になっていた。昼食を食べなかったしそんなにお腹は空いてもいなかったがフラフラしながら用意して一応食べた。ソファーでテレビを見ていても眠ってばかり、「今日こそ4日間の事をブログに載せるぞ」と思っていたのにそれどころではなく9時には入浴もせず床に就いてしまった。
10日
夕べ9時に寝てぐっすり眠り今朝6時に目覚めた。何と9時間一度も起きず眠り通したのである。こんな事は通常有り得ない。一番心に掛かる体の具合は至って良好、昨日の様な症状は全くなくきわめて爽快な気分であった。嬉しかった~
あの嫌な薬がすっかり体から消え去ったのであろう。思わぬ体験をしたが良い勉強にもなった。
明日からも又元気に過ごせそうで嬉しい。
最近怠慢になったのか纏めてブログに載せる癖が付いてしまいました。故に長い文章になってしまいますがお読み頂ければ嬉しいです。