老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

本格的な雪だ~~

2011-02-11 11:45:18 | 

スノードロップが咲きました。今年は背丈が低くとても可憐です

梅がやっとほころび始めました。満開には程遠いけれど待ちに待ったので嬉しいです

予定通りなら今頃秦野に居る筈だが、天気予報では帰る日辺りから雪模様である事に不安を感じていた私「雪になりそうだから今回は行くの止めにするわ~」と長女に電話した。案の定行く筈だった朝雪がちらついて来た。「あ~止めてよかった」と思っていたら間もなく天気が回復し出し太陽まで照って来た。そして次の日も晴れ、「あ~行けば良かったかな~」と後悔しだしたその日の夕刊で金・土は大雪になると知った。やっぱり止めて良かったんだとホッとする思いを味わっていた。
そして今朝目覚めたらまさしく雪が降っているではないか、細かい雪で中々積もるには至っていないが、一日中降るらしいし、今夜寒くなればきっと積もるだろう。明日の朝は暫く振りの銀世界が見られるかもしれない。

何故私が雪を気にするかと言えば自動車の運転に影響するからだ。今でこそ絶対車で出掛けなければならないと言う事はない、然し夫が生きていた頃は毎日車での送り迎えをしていたので、雪の日の運転は絶対嫌だった私は冬になると雪になる事が一番の気掛かりであったのだ。車が多く走る道路は直ぐ溶けて走行に支障はないのだが大通りに出るまでの裏道の雪は中々溶けてくれない。お隣のおじいさんと良く雪掻きをしたものである。当時の雪への恐怖感が現在も頭を擡げるのであろうか!

去年の今頃大雪が降った翌日、新聞を取りに出て滑って転び後頭部を強打し「私、も~死ぬ」と思った事を思い出す。大きな瘤だけで済んで命拾いしたが、以後雪の日は絶対外出は禁止と言い聞かせている。新聞も取りに出まいと!!
こんな勝手な事をいっているが、雪国の方達の事を思えば本当に申し訳ない言い草でしかない私をお許し頂きたいと思う。

家の中は暖房が効いているからぬくぬくな筈、でもやはり何となく寒く膝掛けを使ったりしている。火の気のない玄関の温度計を見たら8度である。暖房の部屋は20度、外気は如何なんだろうと寒暖計を外に置いて見た。30分程して見たら0度だった。やはり寒いんだ~と確認した。

冬になると大雪が何回も降り、洗濯物を干せばたちどころにピーンと氷り付き、軒にはつららが出来た大昔の事を思えば何と幸せな世の中である事か!87年を生きた私は大方の事を経験している訳であり、辛かった時はこんなものであると我慢し、現在はぬくぬくと文明の進歩を当たり前の事の様に享受しているのである。様々な事を考えさせられる長く生きた老人の戯言である。