老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

高度620メートルより

2009-12-20 11:20:12 | 

乗った飛行機です 調布飛行場の傍にある「味の素スタジアム」
夫の眠る多磨墓地の全景 建設中の「東京スカイツリー」 私の住む中央線西荻窪駅の赤い屋根が左下に見えました
遠くに中野・新宿・池袋・トウキョウタワー等が、その手前に建設中のスカイツリーも見えています 多摩川が見えます 高速道路もはっきりと見えました

16~18日までは秦野で。東京より2・3度低い気温の秦野は寒がり(暑がりでもある)の私にとっては一寸住み難い処ではあるが、娘夫婦と共に過ごせる嬉しい場所でもある。
3晩泊って19日は朝8時、長女と一緒に次男の操縦する飛行機に乗せて貰う為、車を走らせ現地に向かう。去年始めて乗せて貰った時は調布飛行場であったが、今回は埼玉県桶川の「ホンダ・エアポート」。秦野から東名に乗り用賀で降り環八へ、途中千歳船橋駅で次男を拾い、谷原まで行き目白通りから関越に乗るのだが、環八が渋滞していそうだったし、トイレにも行きたかったので家に寄り用を足しそこからは裏道を通って難なく関越に入った。関越の鶴ヶ島で圏央道に乗り終点(この先も建設中)の川島で高速を降りた。其処からはカーナビが活躍し飛行場に着いたのは11時頃、出発してから約3時間を要した。
この周辺は田舎と言う感じ、都会とは違った空気を一杯吸う事が出来る。飛行場は広く各人所有の小型機が沢山並んでいたし、空中から何人もの人がパラシュウトで降りてくる姿も見られたし、飛行船・ヘリコプターも置いてあった。

丁度1年前の12月21日に始めて息子操縦の飛行機に乗った時の事などを思い出しながら、前回は孫息子と一緒だったが、今回は長女と共に。
天気は最高、風も余りなく飛行には問題なしとの事。次男の横にはベテランの方が座って下さるので安心、この方のお墨付きが出ないと一人ではまだ飛ぶことができないそうだ。今回は気流の所為で前の時より揺れが強かった様に思った。全て息子の操縦であったが恐怖感は全くなかった。娘は途中で気分が悪くなったそうだ。

飛び立って先ず多磨墓地を目指す。この墓地に眠る夫を思いつつ2回ほど旋回、次は私の住まいがある西荻窪方面へ、「あの赤い屋根が西荻窪駅ですよ」とベテランの方に教えられ見えた時は感動した。家は分からなかったけれど・・・そこから都心の上を飛んだ。その現場では余り何処が何処なのか分からなかったけれど、パソコンに入れて見てこんな建物があったんだ~と感激、とにかく写真を撮りまくったからその中にはいい写真の2・3枚はあろうかと念じつつ1時間を空中で楽しく過ごした。
東京は空から見下ろすと所々に緑はあるけれど、家・家・家が折り重なっている密集地帯、この中でいろんな問題が起きているんだわ~とか、大地震が起きたらどうなっちゃうんだろう等々写真を撮る一方では考えたりもした。でも心は豊かで気持ち良いひと時であった。

ベテランさんが帰りの運転をして下さり大助かり、西荻窪駅で長女とベテランさんは降り、次男と私は5時近く帰宅した。 そして例の如くパソコンに取って来た写真を入れ、あれやこれと楽しい談議は続いた。

失敗談・・・空港内で2段ある階段を一段と思い違いし転んで膝に怪我をしてしまった。大して血も出ていないし、大丈夫と思っていたら足首を捻挫していたらしく、家に帰り着いてから痛み出し、膏薬を貼るやら冷やすやら大変だった。長女から電話があり「お医者さんに行かなきゃ駄目よ」と言われたがこれしきで行く私ではない。今朝結構痛かったが膏薬を貼り替えたり足首をきっちり巻いて固定させ、びっこを引きながら必要最小限度歩いていたら朝より良くなった様だ。
但し今日は教会のクリスマス礼拝があり、たまにしか行かれない姉と行く約束になっていたが、この足では到底行けず残念であった。

又一つ、嬉しい思い出が増えた。これからも一年に一回は飛びたいな~と思っている。
次男さん、有難う。