11月も半ばと言うのに暖かい日々が続いている。日向に居るとポカポカ眠くなりそう!
家の桜の葉も紅葉が進んで奇麗。
西荻窪の駅まで行く間に銀座通りという商店街がある。中央線沿線の中で一番さびれている商店街だと思うけれど、そして土・日・祝日は快速電車が素通りしてしまうような情けない駅である。
そんなことはさておき、商店街の或る店先に沢山の植物の鉢にいつも奇麗に花を咲かせているお店があり、通る度に止まっては眺めていた。昨日通った時熟年の男性の姿がそこにあったので、おもわず「お宅の花ですか?奇麗ですね~お世話をなさっていらっしゃるのは貴方ですか?」と声を掛けてしまった。「そうです」とにっこりなさったその男性に再び「素敵ですね~いつも見させて頂いています」と頭を下げて通り過ぎた。元来知らない方に声を掛けることの少ない私であるが、この時は声を掛けずにはいられなかった。
昨日電車の中で私は優先席に座っていた。或る駅で小学生の女の子とそのお母さんが乗って来た。優先席が2つ空いていたのでお母さんが先ず座り子供にも座るよう促したが、子供は決して座らない。優先席に若い自分が座ってはいけないのだと自覚している態度が私には分かり、こんな感心な子もいるんだと嬉しい気持ちになった。年寄りが立っていても平然と座り続ける若者が多く居る中で、自分の信念を貫き通す行動に感動した。