今年も最後の月を迎えた昨日、次女と一緒に東名用賀入り口の道路沿いにある砧公園に行った。何十回となく車では通り、場所は知っていたが、足を踏み入れたのは始めて。広々とした公園内には昔に植えられたと思う大木ばかりが何処までも続き、銀杏・桜・けやき・もみじ・その他の木々が夫々に色づき素晴らしい景色であった。
銀杏はまっ黄色に、桜の葉は赤く紅葉し、ケヤキも橙色で何ともいえぬ色合い、もみじはほんの少しだけだったが真っ赤に紅葉していた。芝生も広くあり、何処も彼処も落ち葉の絨毯、人が少なかった故もあったが静かに心豊かな気持ちで2時間程歩き回った。
園内に鳥類の為の保護区域があり、柵で囲われ入る事は出来ないが、ある場所に行くとオオタカやノスリが見られると聞き、行って見た。何も知らなければ絶対に見ることが出来なかったが、園内の案内人の方に教えられ、その場所に行く事も出来たし、しょっちゅう見に来ておられるおじさん達に「あそこにノすリが止まっているよ」と教えられても私達には見えず、双眼鏡を貸して下さり覗いて「見えた、見えた～」と大声を出したほど嬉しかった。遥か彼方なので写真では撮れないと思ったが、最大の望遠にしたらちゃんと写っていた。実物は３０～４０㎝の大きさなのだそうだ。もぐらなどを食べるそうだ。お腹が一杯だと木の上でじっとしているのだそうで、そんな姿を見ることが出来て幸運であった。「オオタカは今日はもう来ないよ」とおっしゃっていた。
本当に嬉しいひと時であった。
帰途、新装なった大丸に行きそこでスカートを選んだら娘が「クリスマスプレゼントにしてあげるは～」と買ってくれたし、来年のカレンダーで365日、日付の上に全部違う花の写真が載っている私にはこの上ない嬉しいプレゼントも貰った。感謝、感謝であった。