トヨタ マーク2 X90系です。
これもその前の80系についで良く売れましたねえ。
1992年登場です。ずいぶんたつんですなぁ...。
前期型。ホイルキャップ無いのも風情有り
ツウ好み?というか変わった車種にスポットがあたり気味の当コーナーでござんすが、
目に留まった限りの4ドアサルーンの網羅を目指す(大きく出たw
ieとしましては、一世を風靡したマーク2bros.のことは
やはり避けては通れないわけでございます。
当時、80系を含めてieはこのマーク2bros.が好きではありませんでした。
無駄に大きなボディなのに車内は狭く、とくにヘッドクリアランスなどは
後部座席ではほんとに厳しかった。
内装も「豪華」だけれど、素晴らしく洗練されていたわけではなかったし。
すでに欧米かぶれ(とくに欧州車かぶれ)していた自分には、
駆動方式も同じではるかにコンパクトなBMWの3erや、メルセデスの初代C
(これらは車内も、トランクも広く使いやすかった)、
FFなので比べるのは酷だけどこれまたコンパクトなのに圧倒的に実用的な
プジョー405などと比べて、
マーク2bros.のクルマ作りのベクトルをなかなか理解できなかったんですね。
ieは「合理的なつくりじゃない」とか「パッケージングが悪い」とか
「運転していて疲れる」という基準でクルマを判断していた(というか、今でもその傾向有り...汗)ので、
こういうスペシャリティ的なクルマが、トップセールスカーなんだなあ、
トヨタも罪作りな会社だなあ、と思ったのでした。
でもたしかにマーク2、
とくにこのX90系あたりは、バブル余韻で内外装のつくりはいいし、
快適で、狭いといったって困るわけではないし、ボディもそれなりに大きいし、
まさに、これはこれでいい、のです。
しかも今となってはセダンすら売れないという時代になってしまい、
もっと言えばあのベストセラーの代名詞みたいだったマーク2という名前自体が
すでに消えて、後継のマークXになっているという事実もまた、
ああ、この15年のクルマ社会の移り変わりはすごいんだな、って思わせるものがあるのです。
>>罪作りだなあ、って思ったのは、メーカーは
「マーケティングに合わせてクルマをつくります」という感じなのでしょうけれども
実際に感じるのは、メーカーが用意したクルマがスタンダードになっていく場合もあるわけで、
そのときに日本人の嗜好と合わないにせよ、もっときっちりとした
実用的なクルマをトヨタが先陣を切って出せばいいのにな、と思ったのでした。
>>でも実際に真摯に設計された実用的なクルマが
我が日本では確実に売れるわけではなくむしろその逆だったりという事が多く、
クルマ作りは難しいもんなんだなあ、と素人ながらに思ったりもしています。
これもその前の80系についで良く売れましたねえ。
1992年登場です。ずいぶんたつんですなぁ...。
前期型。ホイルキャップ無いのも風情有り
ツウ好み?というか変わった車種にスポットがあたり気味の当コーナーでござんすが、
目に留まった限りの4ドアサルーンの網羅を目指す(大きく出たw
ieとしましては、一世を風靡したマーク2bros.のことは
やはり避けては通れないわけでございます。
当時、80系を含めてieはこのマーク2bros.が好きではありませんでした。
無駄に大きなボディなのに車内は狭く、とくにヘッドクリアランスなどは
後部座席ではほんとに厳しかった。
内装も「豪華」だけれど、素晴らしく洗練されていたわけではなかったし。
すでに欧米かぶれ(とくに欧州車かぶれ)していた自分には、
駆動方式も同じではるかにコンパクトなBMWの3erや、メルセデスの初代C
(これらは車内も、トランクも広く使いやすかった)、
FFなので比べるのは酷だけどこれまたコンパクトなのに圧倒的に実用的な
プジョー405などと比べて、
マーク2bros.のクルマ作りのベクトルをなかなか理解できなかったんですね。
ieは「合理的なつくりじゃない」とか「パッケージングが悪い」とか
「運転していて疲れる」という基準でクルマを判断していた(というか、今でもその傾向有り...汗)ので、
こういうスペシャリティ的なクルマが、トップセールスカーなんだなあ、
トヨタも罪作りな会社だなあ、と思ったのでした。
でもたしかにマーク2、
とくにこのX90系あたりは、バブル余韻で内外装のつくりはいいし、
快適で、狭いといったって困るわけではないし、ボディもそれなりに大きいし、
まさに、これはこれでいい、のです。
しかも今となってはセダンすら売れないという時代になってしまい、
もっと言えばあのベストセラーの代名詞みたいだったマーク2という名前自体が
すでに消えて、後継のマークXになっているという事実もまた、
ああ、この15年のクルマ社会の移り変わりはすごいんだな、って思わせるものがあるのです。
>>罪作りだなあ、って思ったのは、メーカーは
「マーケティングに合わせてクルマをつくります」という感じなのでしょうけれども
実際に感じるのは、メーカーが用意したクルマがスタンダードになっていく場合もあるわけで、
そのときに日本人の嗜好と合わないにせよ、もっときっちりとした
実用的なクルマをトヨタが先陣を切って出せばいいのにな、と思ったのでした。
>>でも実際に真摯に設計された実用的なクルマが
我が日本では確実に売れるわけではなくむしろその逆だったりという事が多く、
クルマ作りは難しいもんなんだなあ、と素人ながらに思ったりもしています。
姿形そのものはかなり魅力的で、運転しても2Lはトヨタでは珍しくクルマらしい。けど・・・・シートが完全にNG。座面から抓られた様な痛みが出て(表皮をクッションに接着してるらしい)、とてもじゃないけど座ってられなかったです。
マークⅡ、日本のどの場所にあっても違和感ないですよね。空気みたいな透明感のある車かな。
パッケージングと両立出来てれば、言うことないんですが・・・。
>実用的なクルマをトヨタが先陣を切って出せばいいのにな、と思ったのでした。
初代ヴィッツや、今度のiQがそれにあたるんですかねえ。はてさて「iQ」、どうなることやら・・・
自分たちの都合を優先した上で、お客様の言うことを聞いてクルマっていう工業製品を作るとこーなるんだなぁ・・・っていうのは、いまのアルファード系や酷くなっちゃった現行クラウンなんかみてると思うわけで・・・
結局お客さんって素人ですからね。
ie教授のおっしゃるとおり、しっかりとユーザへ提示できる車を作って欲しいモンです。
好きじゃありませんでしたが、
アメ車好きになってからは、
「存在は許せる」というレベルになっています(笑
中ではピラーセダンのクレスタが一番好きでしたね。
(特にもっと前の山崎努が出てた時代のモデル)
X90系は今でも見るし、個性がないデザインのせいか
あまり古さを感じません、というか、目にとまりません。
造りはいいんでしょう,バブルの車だけに.
ツアラーVの5速が高値取引されていたのが懐かしいです・・・
ワタシは当時から欧州車でなくスバルですが
この車に対する違和感がずっと消えません
#巨匠もコキおろしていたような気が.
あれだけ大量に売れて多数長生きしているというのは
飽きが来ないのか,それとも「上がって」しまうほどの逸品なのか
我々には判らない何かがあるのでしょうね
同時に、僕が免許を取って初めてハンドルを握った車でもありました。
2.5のNAでしたが、パワーのわりにブレーキが結構プアで、踏み込んだ途端に前のめり気味になったこと幾度・・・(T_T)
まあ、運転技術も未熟だったわけですが。
結局、30カローラから続いた我が家のトヨタ車の命脈もこの車で絶たれる事となりました。
今親父は、何故かジムニーに乗ってますw。
>ネタ
いえいえ気にせずに...その際はTB打ちますよ!
>シートが完全にNG
ですね。ありえないくらいダメです。よくわかります...これにも結構乗りましたので。
waiwai@XantiaBre00さま>
>マークⅡ、日本のどの場所にあっても違和感ないですよね
それがトヨタの狙いなのでしょうが、でもそれが「根本的にはクルマに興味の無い国民」を作ってしまっているのではないかと思うんです。
京都の大石さま>
>パッケージングと両立出来てれば
いやはやあんなにオケツ長いのにトランクは使いにくいですしねえ...そういうところが「うーん」なんですよね...
とく@Twingoな日々さま>
>はてさて「iQ」、どうなることやら・・・
欧州向けで本気度が違うような気もするんだけど、デザイン、なんでああなんだろうって思います。
まつをかさま>
>ネガティブファクターだらけのクルマ
ユーザが求めないから、ということでそうしちゃってるんでしょうが、
それが装備とかばかりに目を向けさせて、シートとか無疲労性能とか、エンジンとか、足回りとかどうでもいいというユーザの視点の低さを生み、
結果としてクルマ作りの良さにつながらない、という悪循環をトヨタ自身が切らないといけないんではないか、とあの当時から思っていました。
オクラさま>
>「存在は許せる」というレベルになっています
わかります...これはこれで、日本ぽい、大切な一台なんですよね。
ぱとらしゅさま>
>この車に対する違和感がずっと消えません
このクルマ、というよりもトヨタのクルマ作り全般にieは違和感があります...
>「上がって」しまうほど
クルマは特にこだわらない、というユーザの「うれしい」ところついてるので、ある意味「あがり」なクルマですよね。だってie、これ買ったらW124とは逆の意味で「あがっちゃった」ってみなさんに思われますもん(涙
○ほ○さま>
>パワーのわりにブレーキが結構プアで
あの当時、判官びいきなんですが日産やマツダのクルマはバランスがよく、足回りが負けていてエンジンばかり大きなトヨタ、というイメージがありました。