Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【てつどう】国鉄型三昧 阪和・和歌山線~クハ103-1に出会う!

2009-10-13 | てつどう。
先日の大阪出張の折、和歌山方面に向かいました。3年ぶりの和歌山でした。


大阪で仕事を終え、向かうは天王寺駅。
関西線も環状線も201系が増えて
(それでも関東に比べたら十分すごい話)、
103系になかなか会えないような気がします。
そんな中、103系三昧なら、阪和線が一番ですものね(^^;




ひさしぶりの阪和線ホーム...
でも入ってくる電車の顔触れは何年たっても変わらないのが素敵(^^;

阪和線がかつて私鉄だったことを無言で協調する櫛形ホームに、
次から次へと103系が入ってくる...。


ブタ鼻・ユニットサッシ化された「1次改良」グループ。
でもieと同い年w
がんばってます。


関東ではほぼ壊滅(残り4両の仙石線103系も引退が決定)状態なのに、
ここはまさに103系の天国状態です。



いやあ...たまらんねえ...(T_T
低運転台、非ユニットサッシ車がまだいっぱいある。
戸袋窓こそ埋まっていて、前面窓が金押えにはなっているけど、
でもそれでも初期車が残っているのはすごい。
外観がちゅるんちゅるんになっているN40更新車などもいるはずなんですが
少なくともこの駅では見なかったです。




で、ここから、こんな時間ですが南へ下ることにしました。
大阪近辺で宿をとるなら、思い切って和歌山方面を目指してしまえ!


ということで。

103系に乗って和歌山方面を目指すのもいいですが、
時刻表にはもっと強烈な吸引力を持つ列車が...
なので、これに乗ることに決定♪


それは、こいつ!







381系「はんわライナー!」



うひー、しかも原色!
これに310円追加するだけでいいなんて。
ああ、381系乗るの何年ぶりだろう...感激です。




ビール片手に極楽気分でしたが、
新しい車両に乗りなれると驚かされるシートピッチの狭さと
腰のない座面に慣れたころには、
もう終点の和歌山駅。



で、翌朝を迎えるわけですが...。


和歌山駅に出入りする車両たちは、嬉しいほどの国鉄型オンパレード。
新しい車両もいいですが、ほんとうにほっとしました。



いまだに見られる阪和快速色の113系



デビュー時のまんまの色の105系500番台
ひもとけば元103系 しかも千代田線直通の1000番台。



すごいカラーセンスでまとめられてしまっている117系



そしてひっきりなしに出入りする103系。



その中に、いた!奇跡の残存、103系量産車のトップナンバー、
クハ103-1とその相方ともいえる、クハ103-2!


これはクハ103-1


こっちは反対側のクハ103-2


103系天国の阪和線ヒネ在籍車の中で、偶然とはいえ会えたことに感謝!
...きっと最後の出会いになるでしょう...(涙

両者とも、驚くなかれ昭和38(1963年)製

まだまだ使うのか
いつ無くなるのか

さすがにそろそろ終焉も近いはずです。
予断を許しません。
321系の増備で、日根野にも205系が増えてきましたから...。
でも頑張って走り続けてほしいですね。



>>まさに国鉄型三昧。
少なくともこのエントリーの写真には国鉄型ばかり!
(221系がチラっと写ってますが)




>>JR難波駅にも立ち寄ったんですが201系関西線仕様もかっこいい。
まだまだ使えるような気がする。
JR東日本の新車にガンガン置き換える戦略は
「もったいない」ように感じるんですよねぇ。
十分綺麗だし、十分使える気がするのです。
古さゆえ、現場の苦労は絶えないとは聞きますが...。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする