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Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【くるま】菱形マークで大変身???

2008-08-02 | くるま。
トラックバスも大好きなieです。

日産の1~3tクラスのトラックに、アトラスがあります。
ちなみに、いまは2t以上のアトラスはいすゞエルフのOEMになっている
(アトラスH43)ので、
日産のオリジナルアトラスは小さいサイズの「アトラスF24」がそれにあたります。

それはそうと、この新しいアトラス(F24)。
去年だかにフルモデルチェンジして出たばかりなのですが、
これがなんだかまあ、「いまいち」。



顔とドアのデザインのつながりがまったくないような...


なんだかもうアジアンデザインというか、
煩雑と言うか、奇をてらったら失敗しました、というか...。




ところが。

このアトラスF24、実はルノー日産アライアンスの一環で
ルノーブランドで販売されているのです!

その名も。
「ルノー・マクシティ(Maxity)」




ホイルやバンパーが違うからだけなのか、
色の問題なのか、それとも菱形マジックなのか、
ルノーブランドになるとこうなる!!!






アトラスは狭幅でマクシティは広いからかっこよく見える、だけではなさそうですな





(判官びいきまるだしで)
か、かっこいいじゃん(*^ ^*





>>さすがルノーデザイン???
ミラーのデザインもいい。ヘッドライトもギラギラしてないし、
窓下部をブラックアウトしたり荷台下も黒で統一したり、と
ちょっとした小技で「アジアン」さを打ち消していますねえ。
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【くるま】見てはいけないものを見てしまったのです。

2008-07-10 | くるま。

アルファロメオが好きです。





でも、古くからのieマニア?の方々には、
ieの好きなアルファが何か、もうバレバレのはず...






そして「見てはいけないものを見てしまったのです。」
という表題...






もうおわかりですよねえ...






このブログでもインプレッサの話題の時に出てきたり...





直接思い出話(1)思い出話(2)に出てきたり...









そう、言うまでも無いんですが







......アルファスッドを見てしまったんです。

しかもieの自動車雑誌の総本山、二玄社の前で。
アルファスッドを絶賛した、かの聖エンスー「小林彰太郎氏」ゆかりの地で...








しかも...ブツはこいつだ....






興奮してるからかブレブレだw

スッド・スプリント1.3。


まいった。見ちゃいかんかった。

調子が悪いのか、ボンネットを開け、アイドリングして調整中。
思ったよりもドコドコ音の細い初期のフラット4の音が気持ちよく、
しかも懐かしい。
ああ、実際は乗ったら「見た目は普通なのに扱いはスーパーカー」
の要求をしてくるんだろうなあ、と思いつつ、
このスッドバカは、いつか来るだろう(?)「スプリントに乗る」というはかない夢を
持ちつつ、その場を後ろ髪をひかれる思いで去ったのでした(オオゲサw



>>スッドの2ドアセダン1.2ti、4ドアセダンノルマーレ1.5スーパー
と乗った自分には、やはり次のスッド(大馬鹿)、はこれだ、と決めているのです。

>>スッドのクーペ版(スッドは本当はセダンなんですよ、おっかさん!)として
ジウジアーロのデザインをまとって登場したスッド・スプリント。
いやもう、タマンネ。
一時期ベージュの出物があって見に行ったなあ。

>>その個体はすごくよかった。でも高くて買えなかったよ...
というか、スッド欲しい欲しいと思っても
状態のいいブツは高くて手が出ないよ...(号泣



>>ああスプリント...



>>あああ、スプリントぉ...
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スバルの魂<スピリッツ>よ 消え行く無かれ

2008-04-14 | くるま。

ちょっと前の話題ですけど、スバルが軽自動車から撤退、というニュースがありました。

携帯電話などの他業種もメーカーの脱退などの話題もあって
よくある話、と聞き流す無かれ...

スバルの軽自動車撤退は、日本の自動車の歴史のなかで、
きっと後世にまで語り継がれるほどの、たいへんなニュースです。




スバルといえば、軽自動車。
1958年に登場したスバル360から続く伝統だったのです。
売れているボリュームは少ないのでしょうけれど、
でも、スバルには熱狂的なリピーターがいます。
単に売れ行き、台数だけで割り切れない、「感情的」な部分が、スバルを支えている。
スバルとは、そんな稀有なメーカーなのです。
ユーザーさえも「スバルに乗っていること」を誇りに思うのです。

だから、単純にトヨターダイハツースバルの提携三社における効率化云々で
軽自動車を切り捨てるべきではない!


マツダが、儲からないのにつねにロータリーを開発し続けラインナップに残しているように、
スバルも、意地でも1車種でも、サンバーだけでも、
いやもはやアイコンのような存在になったR1を、残すべきではないのか?
死守してほしいとさえ思うのです。

軽自動車はもはやルーツであり、それの生産をやめることは
まさにひとつの時代の終わりだと断言してもいい...。


スバルには、そのかわり?に、OEMでダイハツ製のクルマが供給されるらしい。
スバルのバッジがついた「ダイハツCOO」を、誰が買うのでしょうか?
僕はスバルのクルマを買ったことは無いけど、
スバルのクルマは15年まえくらいにちょっとした事情で、ものすごく乗った。
それこそ、毎日のように。
レオーネ、サンバー、二代目のレガシィ、初代のインプレッサ、ジャスティ。

運転した感覚は、いまでも思い出せます。
どれも、どこのメーカーにも作れない、まさにスバルのクルマばかりだった。
クオリティはトヨタや日産にはおよばないかもしれない。
トラブルも多いかもしれない。
だけど、画一化されず、いつもどこか視点が違うクルマを作ってきた。
それが大きな魅力だったのだ。
軽自動車も、もちろんそうだったのです。

ずっと乗り続けているスバルのユーザは、それを知っている。
スバルバッジのついたほかのメーカーの車に、興味がもてないことも。

そして残念ながら
トヨタがスバルらしさをどんどん抜いてしまっていくだろう危惧が、
ほんとうになってしまうだろうことも。



フラット4の存在ばかりがスバルのアイデンティティではないのです。
このままでは、スバルはトヨタのフラット4搭載モデルでしかなくなってしまう。

シトロエンがプジョーに吸収され、いま同じ傘の下ながらも
それぞれ個性を出している...ようなことを、トヨタはしてくれるんだろうか?

軽自動車撤退のニュースは、スバルの「スピリット」の存続への
警鐘だと思うひとは、きっと僕だけではないはずです。




>>もちろん、トヨタ的コントロールを受けて
スバルのクオリティがあがるのはいいことです。
トヨタ式に、チリがあってたり、内装が「高級に見える」ことで
売れてくれればいいことです。
だけど、きっとその裏で、
スバルが守って来たものがコストダウンの名の下に消えていく。
見た目ばかり重視のトヨタ車になっていくスバルを見たくない...。

>>スバルのユーザーは内外装のクオリティがあがることは
むろん歓迎するでしょうけれど、でも僕が思うに、
そういう部分はたぶんクルマ選択の二の次で、
それがスバルを買う理由にしていることはまず無いのでしょうから...。

>>いや、トヨタは、スバルの価値をわかっていて、
もはや新しいスバルユーザの開拓に目を向けている?
だけど、つねに「らしさ」を求められ続けるシトロエンを思い出してください。
過去のユーザの意見を聞かないわけにはいかないと思うのです。

>>フラット4のFRスポーツ...スバルで?ピンと来ないなあ。
出たら出たで、いいのかもしれない。
でも、個人的には1200cc、エンジンはもちろんフラット4、
しかもセダン...ハッチでもいいな。
4mあるかないかのサイズ。
ロングホイールベース、フラットな床を持つ広い車内。
そんなの出たら買います。マジで。
名前は、そう、「FF-1!」









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新しいものも、実はスキなんです...

2008-04-13 | くるま。
いまのクルマはどうのこうのと、どちらかというとネガティブに文句ばかりたれてるieですが、
でも、新しいものはもちろんイイですし、欲しいんです。

ただ、いざ買うときに、その価格と、自分が欲するテイストがつりあうのか、
という段になって結局「ふるいものがスキ」ってことになるわけです。


デジカメのように、「写真を撮る」ことが目的ではなくて
「写真を残す」ための「道具」としてなら、新しいものに限る。
もちろん、デザイン、フィーリングなどはこだわりますけど。


ただ、クルマばっかりは譲れないんですよね。

クルマは究極の自分を写す鏡、と思っていますから、
金額と、センスと、フィーリングと、デザインと、はたからの見られ方(笑)と、
その他、いろいろ購入に条件が重なります。


そんな中、いま欲しい「新車」がこれです。


フィアット500



ニュービートル、BMWミニに続く、ただの回顧デザインだと侮る無かれ、
このクルマ、内装、外装ともに、
実はイタリアンデザイン大好きなieのツボ突きまくり!
フィアット大好きですし!


MTじゃないセミATでいいです、1.2のpop(下から二番目のグレード)で
左ハンドルだったら...欲しいなあ...(^^




>>とはいえ、正規ものでコミコミ250万くらいするわけで、
決して安い買い物じゃないですよね。
ただ、この内容・デザイン、買ったあとの楽しそうな自分の姿(=妄想。重要)、
そう思うと「お金があったら買ってもいいな」って素直に思うんですよー。

>>とはいえ、その一方で、やはり天邪鬼なieは、こう思うのです。
250万あったら何が出来る?
・フィアットらしさならパンダでいいじゃないか?
パンダはまた欲しいもんなあ=50万=足クルマ
・残り200万で、CXとか、安いDS/ID、R16とか、
キャロルにあるガソリンの504とか、本国からR20を入れてしまうとか、
究極の夢、トラクシオン・アヴァンを買うとか、何でも出来るじゃないか...。
・待てよ、足だったらルーテシア2っていう手ももちろんあるぞ...

>>と、妄想は続くのでした(笑

>>...やっぱり新車は買いそうにありません(涙
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憧れの”ザ・ブリフェンズ”

2008-01-18 | くるま。

ieは現在36歳です。

クルマに興味を持ったのはいつかはわからないほど小さいときからなのですが、
それでも、リアルに「欲しい」「乗ってみたい」
などという気持ちに駆り立てられ始めたのは、
高校に入り、2年生くらいからではないでしょうか。

免許もない、むろんお金もない。
でも、憧れのクルマはいっぱいありました。


中高一貫で一緒に通っていた猫澤君と
ガクランのまま、当時尾山台にあったジヤクスにルノー21や25を見に行ったり
R32スカイラインに荻窪のアプリーテで興奮したり、
ディーラーにはよく通ってましたっけ。

年でいうと、1988年とか89年とか90年頃。



だから、このころに「!」って思ったクルマは、
やはり今でもグっと来るものがあるんですよね。




先日、サーブ900を購入したシーコネクションさんに
用があって行ったところ、店の裏にこんな2台が置いてありました。




ザ・ブリフェンズ。ってこのことです。


この2台、お分かりでしょうか?


どちらも、ドイツの高性能車です。
いまとなっては小さく、パワーも少ないのですが、
やたらに大きく過大なエンジンを積んで肥大化したクルマよりも
魅力的に映るのは、頭が固いからなのでしょうか。



そう、奥は、アウディ・クワトロ。
2代目アウディ80に存在したアウディクーペをベースに、
4WD+ターボで武装したモデルです。
「クワトロ」はアウディの4WDモデル全般に付く名前ですが、
このクルマは単に「アウディ・クワトロ」と呼ばれます。
通称、「ビッグ・クワトロ」。
これのショートホイルベース(スポーツ・クワトロ)のGr.Bカーがかっこよかった...。



そして手前は、BMW・初代M3。
2.3Lの直4DOHCでした。
いまのM3はV8なので、なんだか隔世の感ありですねえ。



>>このころからM5やM6(M635)ってありまして、
286馬力のL6はまさにM1直系のエンジンでしたっけ。
いまやM3は420馬力、M6はV10で507馬力。どひええ。
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デュアリスが、いい。すごく、いいかも。

2007-06-20 | くるま。


英国日産で生産される「現地名キャシュカイ=日産デュアリス」。
れっきとした「輸入車」扱い。
英国製の逆輸入日産車なんてプリメーラUK以来?



で。

何はともあれ、これが良さそう。
乗ったことはまだないのだけど、
概ね評価が高い。

で。

何はともあれ、このクルマ、シートが良い。
シートに小うるさい自分としても、
久しぶりに座る、「ちょっと懐かしい仏車のシート」なのだ。
寧ろ現行のルノーには失われているような、もっちり感と包まれ感のバランス。
これがちゃんとある。
とにかく座面がイイ感じ。背もたれが小さいような気もするが、
背中とのアタリ、ケツのすわりなど、国産車では白眉ではないだろうか。

リアシートもしかりで、背もたれの形状もなかなか。
座面にもう少しボリュウムがあればいいのだけど、合格点。


デザインも悪くない。
さばさばした内装も、いい。

こうなると韓国製のルノー、兄弟車コレウスがますます気になるが
でもキャシュカイでいいじゃん...これでいいじゃん...って思うワタシなのでした。



>>写真のラジコンはディーラーで貰ったノベルティ。
良く走る...だけどさすがにタダ品、1メートルも離れたら動かない(笑
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新インプレッサが気になる...なぜか...ああ!これは!

2007-06-07 | くるま。

新しいインプレッサが出ましたね。

これまでのイメージ全部捨てて、新しいスタイリングです。




で。でなんですが。


すっごく気になるんです。


もとからスバルが好きだってのも無論ありますけど


やっぱり


頑なまでにエンジンがフラット4だったり

デフォルトが4WDだったりと


スバル魂が全開


なあたりにすごく惹かれてしまうのですな。










だけど...この胸のトキメキは何かしら...


なぜこんなに惹かれるのだろう...



ハッチバックが好きだから?


いや それだけじゃない...





はうあ!



わかった...



猫背のハッチボディ...




重い感じのフロントオーバーハング...



長いホイールベース...




とどめはフラット4




これは、そう






いまだもって愛してやまない







アルファスッド



に似てる......





もはや147ではフラット4が失われたいま
むしろこのインプレッサ、もう自分にはスッドの再来って感じです

なにしろ1.5Lがあるってのがまたイイ...




>>買うかという問いには答えられません(爆

>>でも乗ってみたい。椅子は...期待できないかなあ。
この額で極上のスッドが買える...って考えもあるけど
基本的にスッドは「実用車の皮をかぶった実用的じゃない車」なので
セカンドで持つにはいいんですけどね...(汗
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10代目カローラに思ういくつかのこと

2006-10-11 | くるま。
カローラがいよいよ10代目にスイッチしましたね。

正直言って、カローラは偉大なクルマではあります。
気になるんです。日本のスタンダード・セダンとして。

でも...正直、第一印象は「うーん」でした。

トヨタのデザインって、昔からどうしてこう妙なプレスラインでデザインの差別化を
はかるんだろう、って思うんです。
今度のカローラもCピラーの途中からトランクに向かって、奇妙なラインが入っています。




こういうデザイン、トヨタのクルマには多い。
視覚的効果をねらって...云々ということですが、基本的なデザインの美しさでそういうのは
出して欲しいものです。ハイ。

先代マーク2のサイド、肩部分にに前から後ろまで走る前傾姿勢のキャラクターライン
(このせいでボディ後半のフェンダーが妙に貧相に見える)、
最近ではプレミオ・アリオン(カルディナ)のボディ下部に走るキックアップライン。
現行カムリの複雑怪奇なトランクハッチの造形...。
とか、結構あります。



それに、今度のカローラはなんかこう、デザインが素直じゃない印象。
根本的な要因として全体的にラインの指向性がバラバラ
(これの最たる例がアルファード)に見えるんですよ...。
各パーツ、各ラインのまとまり感が無い感じ。
現行ヴィッツ、ベルタあたりと同様、見ていてすっきりしません。

そう思うと先代カローラのデザインはシンプル。でも、よほど見飽きなくて良い感じです。



それと。これはカローラのせいではないんですが、
10代目カローラが今日出たこと、自分は知りませんでした。
僕が生まれたころ、いや80年代、90年代初頭くらいまで
カローラがフルチェンジとなれば、それは社会的にも大きなニュースだったはずです。


もはやクルマが趣味や道具としての嗜好品から、家電のようなものになりつつある昨今。
それと前から思う持論、「日本人の中に、根本的には車が好きな人は少ない」ということも
ますます進んでしまったような気がしています。



それともうひとつ。
4年でフルチェンジする必要があるとはまったく思えないんです。
20年前なら、4年たてばクルマは古くなった。でも今はどうでしょう?
前のカローラ、どこも古く見えないですよね。
なぜ、キッチリ4年でチェンジしないといけないのでしょうか?
6年、7年となぜ国産車は作れないんでしょうか?
ユーザーは本当にこの頻度でのモデルチェンジを望んでいるのでしょうか?
マーケティングがそうさせると言うならば、4年おきにモデルチェンジしないと
クルマが売れないようなマーケティングにしてるのはメーカー自身ではないのでしょうか?

あ、まだあります。
今度のカローラはついにカローラ+サブネームになりました。
コロナのように、消滅してしまうかもしれません。
ライバルの日産からはもうサニーの名前も無いです。
でも、カローラもサニーも、初心を忘れがちになっているからこそ
ユーザーからオヤジくさい、古いイメージと思われてしまったのではないでしょうか。
免許を取ったばかりのユーザーも、家族も、定年を迎えるお父さんも、
みんな楽しく、憧れるようなクルマに戻れないのでしょうか。
シンプルで、小さくて、装備も最低限でよい。かつてカローラやサニーがいたポジション
のくるまって、出来ないものなのでしょうか...。


>>なんだか久しぶりにいろいろ書いちゃいました。
古いクルマにしがみついている懐古趣味の男の戯れ言だと思って流して下さい...(^^;
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2007年、サーキット通い宣言(ちょっとオオゲサ)

2006-09-30 | くるま。

まだまだサーキットの興奮冷めやらぬieです。

で、心の中に、ある思いが出始めました。
レース(クラシックカーイベント系)、そして「ホンモノ」が見たい。と。


たとえばヒストリック・オートモビル・フェスティバル。
それから、オーバーヒートミーティング

で、あとサーキットじゃないけど各種クラシックカーイベント。
グランプレミオ・アウトストリケジーロ・デ・軽井沢
などなど...もちろん参加は出来ませんが、
見に行くだけでも楽しそうです。



>>とりあえず!今年は、12月3日(日)の
ニスモフェスティバル2006には行きたいと思っています!
正式に行けることがわかったら、このブログで告知します~
みんなで見に行きませんか!?


R380!こんなの走るんです!卒倒しそう~
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Gr.Cカー...その面白さ

2006-09-26 | くるま。
久しぶりに行ったサーキットの余韻で、ちょっとレース観戦したいモードのieです(^^

そんな折り。
ふと書店で手に取った、Racing on特別編集「Cカーの時代 総集編」。

以前も日産R89Cの記事でも書きましたが、僕はCカーが大好きでした。
この本を読んでたら、いかにCカーが面白かったか思い出してしまいました。



グループC。
1981年から1992年までの10年余を駆け抜けていったCカーたち。
いまなお魅力的で、いまなお懐かしむ声が多いこのカテゴリー。
なぜ、グループCはあんなに盛り上がったのでしょうか。


レギュレーションは、ボディサイズなどの基本要件、そして燃料の使用量のみに近い。
エンジン形式はなんと自由。
7LのV12、ロータリーエンジン、4気筒ターボ、V8ツインターボなどなど...
レースの結果は燃費が左右するので、必要なのはパワーだけではなくて
戦略などトータルにマシンをメネジメントできるチカラ。
技術が理想に追いついていなかった時代、各メーカーやチームは
このカテゴリで技術の粋を競い合ったのでした。
それぞれが全く違うアプローチで、Cカーというカテゴリーの「解」を探したのです。
これが、バリエーションに富んだマシンを生み出しました。



そして、ドラマチックなレースの展開。
何が起こるかわからない長距離耐久線では、レースはもはや神経戦。
この駆け引きも見ている僕らを熱くしたのです。


燃費が勝敗を左右するレースなので、マシンのエンジンの効率追求はスゴカッタ。
ひとたびペースカーが入ればなんと16km~17km/Lという低燃費で
走ることもできたそうです。
それでいて、予選には800馬力~1000馬力ともいわれる圧倒的なパワー。
星野一義をもってして「降りてから震えが止まらなかった」という
恐怖を与えるような極限のモンスターマシン...
F1よりも速いラップタイム!
ストレートエンドでもなお、いつまでも加速をやめようとしないエンジン!
それがCカー...!


画一的になりつつある現代のモータースポーツにくらべると荒削り。
でも実は緻密な計算の上で走っていたのですから、
グループCが面白くないはずがないのです。



>>この本に出てくる、当時を語るエンジニア、ドライバーは異口同音に
「面白い時代だった」と締めくくっています。
まさに、これこそがグループCを物語っているのではないかと思いました。

>>それと「ザ・Cカー」、ポルシェ956・962の記事が良かったです。
市販レーシングカーという凄さ(6000万!安い)、
何年にもわたって勝ち続けたポルシェの設計の凄さなどに、
あらためて「やっぱりポルシェってすげえなあ」と感動することしきりでした。
オカネを払うとまるで市販のポルシェ911を買うのと同じように、
すぐに走れる状態...サービスマニュアルまでついてきたんだそうです。
それで、レースに出ればそれなりに勝ててしまう...この凄さ。
しかも生産台数もびっくり。956・962は全部で179台!ですよ。
こんな市販スポーツカー、二度とないはずです。



>>ヨースト、ブルン、クレーマなどの名プライベータの話、
各メーカーの開発者インタビューなど見所いっぱい...
これほんと、Cカーファンは必読だと思います!
(Racing Onさま、宣伝したからなんか頂戴w)

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忘れ得ぬレーシングカー

2006-05-26 | くるま。
って、何ですか?
ラリーカーも含めてしまえば、
WRC、F1、F3などカテゴリーも多く、車種もたくさん。
その中から選ぶなんて、とっても難しいと思います。

そんな中、僕が真っ先に思い浮かぶマシン。
それが、

日産 R89C。


このリアのスパッツがねー、いいのよー(^^;

これはWSPCカラーだね



それまでの、どこか大仰だったマーチ製シャーシからローラ製ベースに変更した美しいボディライン!
初めて見たときの衝撃は忘れません。
それまでのR87やR88の、ポルシェ956や962・ジャガーXJR-9などに比べると
劣って見えたスタイリングが一気に追いついた感じがしたのです。
カラーリングも秀逸。TAMIYAのプラモも作りました...惚れてましたから(笑

このR89Cはスタイリングだけでなく、めざましい活躍もしましたね。
国内ではJSPCというカテゴリーで、
23号車は星野一義、鈴木利男組が乗ってました。
個人的には24号車のYHP車が好きでしたが^^



翌年にはなんと追浜製のR90CPと、R89Cが進化したR90CKに発展、
キャビンカラーのR90Vなんてのもいたし、まさにCカー黄金時代。懐かしいなあ...



R90CPっす。うわー懐かしいなあ
長谷見とオロフソン(泣)がJSPCのチャンピオン取ったんですよね...!


>>ああ...92年ってR92CPが全戦全勝だったなあ、
とか、アメリカではR91CPがデイトナ優勝してIMSAの300ZX引き連れて
チェッカー受けたなあとか、
IMSA GTP-ZXTは88年から3連覇で、いつも走る音がラジコンみたいだったなあとか、
そういえばR90CKはルマンでもポールを獲ったことがあったなあとか、
もういろんな事思い出しちゃいましたよ。
そう、日産ひいきだったんです。あ、それは今でもそうか(^^;


>>この頃のスポーツプロトタイプは、
マツダはむろん767、787、787Bのこれまた黄金時代。
トヨタはデザインの美しさなら、88C-Vかな?
そしてミノルタ、デンソーカラーの90C-V、91C-V。
IMSAならイーグル・トヨタ!エンジンは3S-G!って今も使ってるのかなあ...
ザウバーメルセデスC9、ジャガーXJR-12...うわー、どんどん思い出す。

>>WSPCのあとのSWC時代も好きだったかも。
ジャガーはXJR-14、プジョーは905、マツダはMXR-01、日産はNP35。
トヨタはTS-010?020?何にせよ、みんなかっこよかった!

>>すみません、中年の昔語りです...懐かしいのなんのって(汗
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レオーネが気になる

2006-04-06 | くるま。
スバル レオーネ
もはや、無くなってから随分たってしまった、レガシィの前身です。
正直なところ、大好きでしたし、今でも好きです(爆



なんでレオーネの話?かと申しますと、
先日2代目レオーネのハードトップを見たのです。


↑これ

シビレタ。かっこいい。
妙な前進姿勢、FFらしいプロファイル。
何より、エンジンがOHVのフラット4というのが
タマンネ。


セダンもいいね


2代目レオーネといえば、
今のレガシィに受け継がれる「ツーリングワゴン」を初めて設定した車種です。


↑これ 好きだったなあ

ワゴン=商用車ぽいと見られて不人気だった市場に、
「ワゴンは新しいスタイルのクルマの乗り方」であることを
それまで以上に広めた立て役者でも有りますね。



2代目のバンもかなりシブい。この青いボディ懐かしい^^



そして馴染みが深いのが、3代目レオーネ。





直線基調のデザイン、実直でそこそこ広い車内、
フランス車みたいなダッシュボードなど、今見てもとっても魅力的です。
現在のレガシィなどよりもドコドコ音・鼓動感が強いエンジン、
細いタイヤ・高いハイトなども今のクルマには失われてしまった感覚ですね。
これのセダン、FF、マニュアルなんてシブいなあ...
って、僕は気が付いたらセダン・マニアになっていたようです(笑


>>3代目レオーネといえばエアサス!?
これが良く壊れるのでしょうか?
ヘンに斜めに傾いて走るレオーネ、良く走ってたなあ...^^


>>スバルは今でも孤高のメーカー。
レガシィに較べても、今以上にレオーネは
当時から他の国産車とはどこか雰囲気が違っていましたね。
それはいすゞのように外車っぽいという事ではなく、
ジャパン・オリジナルでありながらもどこのメーカーにも
真似出来ない特徴とたたずまいを持っていました。

>>そうそう、有名な話ですけど同じくFF・フラット4のアルファロメオ、
アルファスッドの設計は、レオーネの前身・スバルff-1に影響を受けていました。
低重心のフラット4エンジン、バネ下重量低減を劇的に実現するインボードディスクブレーキ
などなどは、そのままスッドの特徴になりました。凄いですよね。


>>スバル様、どうか、トヨタの血が混ざって変な色気を出さないで欲しいです。
特徴を失って低迷する、サーブ(同じくもと飛行機メーカー)のようには
決してならないように...。

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スバルビル

2006-03-17 | くるま。
新宿西口ロータリーの目の前に、
スバルビル」が有ります。

このビル、スバルの本社ビルです。
1階には2台くらいがひっそりと(笑)おける、小さなショールームが合ったりします。

で。
このビルの地下1階の貸しホールの名前が...




レガシィホール


スバルといえばいまやレガシィ。レガシィといえばスバル。
ホールの名前にするのもうなづきマーチ(古



で。他にスバルホールってのもあって、これは当然かな、って思うのだけど
もう一つのホールの名前が











ヴィ、ヴィヴィオルーム!?




>>絶版してから幾星霜(オオゲサw)なのだからプレオルームとか
R2ルームとかに変えたら...ってまた絶版・改名しちゃいそうだなあ(涙

>>ちなみにスバル/富士重工の沿革見てたら、つくづく凄い会社だなあと思う...

社史の中に出てくる製品の連発に萌え~(汗
百式重爆撃機「呑竜」、一式戦闘機「隼」
艦上攻撃機「天山」、夜間戦闘機「月光」
艦上攻撃機「彩雲」、四式戦闘機「疾風」
特殊攻撃機「橘花」(ジェット機)
羽幌炭鉱鉄道?向レールバス
ディーゼル特急「はつかり(キハ80系)」
YS-11中型輸送機
国鉄東名ハイウェイバス
富士ベルHU-1Bタービンヘリコプター
AH-1S対戦車ヘリコプター
ステンレス電車東武9000系
LE-Car(レールバス
......(以下略!

すげーな富士重工(^^

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スキなんです

2006-03-07 | くるま。
サンルーフが。



大好きなんです。


でも、今のウチのくるまにはサンルーフが有りません。



なんでこんなにスキなのか。

そのきっかけは、最初の仏車、サンク バカラ
このクルマには、ガバっと開く大きなサンルーフが付いていました
(厳密に言えば、キャンバス・トップなのですが)。

これ、70年代から多少はやった「マルエヌ」というメーカーの製品で、後付品でした。
サンクを中古で買ったときから付いていたので、
僕のクルマがどのような経緯でこのサンルーフを付けたのかは不明です。

車内から、付属の金属のハンドル(重い)でロックを解除して、
手で後ろに開け、それから導風板を起こすだけの単純なものでしたが、
開口部は大きく、導風板のおかげで車内に無駄な風も入らず、とても気持ちが良かったのです。
ただ、いかんせん無理矢理屋根を切って、ボディ補強もしないのに開口部が広いゆえ
ボディ強度が無いのがわかったし、コーナーを曲がれば雨がぽたぽた垂れてくる。
そんな状態でした。

だけど、春の気持ちよい風をいっぱいに車内に取り込めたし、
夏は夕涼みにはぴったりだったし、
秋には枯葉を車内に誘い込み、
冬はサンクの柔らかい暖房で足下をあたためて凛とした空気を楽しめる。

その良さには、換えられなかったと思っています。



1992年。初夏の自由が丘で。
持ち上がっているアクリル板が導風板。

ちなみにこのサンルーフ、サト☆タマさん号のサンクなどにも装着されております。




サンクを手放したあとも、なるたけ選べるならサンルーフ付きを買うようにしましたが
クルマ自体が少なくて他に選べない(笑)ようなのばかりだったせいもあり
結局パンダエグザンティア2CVがその後のサンルーフ付き車となりました。

エグザンティアはガラスサンルーフ、パンダと2CVはキャンバス・トップ。
どれも、やっぱり気持ちよかった。



で、なのですが。
渋子(R19)に、サンルーフを付けたい。

などと思っている訳なのです。
実は、買ったときから。
だけど、無論後付になってしまうから補強もなく屋根に穴を開けるわけだし、
雨漏りや剛性を考えると...というのもわかっている。
それに、足回りの初期化(乗り心地初期化)を優先したいし。

でもなあ...これで屋根が開いて、マニュアル化出来たら最高だなあと思う
今日この頃なのであります。



>>後付サンルーフといえばこのサイト
ubarさんのブログでも取り上げられていましたね。
これを見る限り簡単に付けられるし、問題もなさそうなのです。
あとはお金と「屋根を開ける勇気」ですね~。


>>ふと思った。
そうなんですね、2CVがあったから屋根が開くクルマへの要求は満たされていたンですねえ。
コメント (17)
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黒バンパー萌え

2006-03-02 | くるま。
長いことお読み下さってるみなさまには、
ワタクシieが欧州実用車フェチで、グレードは低い方がスキなのは
ご存じでいらっしゃることかと思います(^^;



クリオ1、1.9d(泣
奥のシュコダ・ファヴォリトも泣けますねええええ


欧州車といえばかつてはグレードが低くなくてもバンパーモールが塗装されていない、
もしくはバンパー自体が塗装されていない
いわゆる「黒バンパー」が主流でしたよね。
この「黒バンパー」のことは、僕のブログ上では良く出てくるのですが
今日は改めてその話です。

「黒バンパーもしくは黒モール」。
これはボディをぶつけて停める彼の地ではバンパー/モールはまさに
保護の役目を果たすもの(バンパーはぶつけるもの!)
だった現れともいえるものなのですが、
最近、お気づきのようにどんどん「モールがついた」クルマ自体が急速に減っています。

ある程度の高いトリムラインでは黒モールが無い、というのは
(例:クリオ/ルーテシア/メガーヌのRSなどがカラードバンパーになっているような感じ)、
全然構わないのですけど、最近は車種全仕様において「消滅」しちゃって来始めているような。
とくにドイツ車はそれが加速してる感じです。

新しいBMW。

関係ないですがこの写真のクルマは530dだそうで。
いいなあ。。。ディーゼル。


それか、モールは付いていても塗装されてしまっている。
あるいは本国仕様では黒モールがあるけれど日本仕様では塗装してある等々。


仏車でも
シトロエンクサラ


プジョー206/306など

あたりは、後期型になると塗装バンパーが主流になっていましたね。




ところで仏車の未塗装バンパーと言えば80年代のシトロエン各車や、
最近ではセニックのRX4が
樹脂自体をボディカラーに合わせているという凝った手法を使っていてスキでした。

こう見えても塗装じゃない(はず)のBXのバンパー。

関係ないけど、この「おざなりな」キャップが最高にクール
(だってBXって4穴だもんW)


で。なんで黒バンパースキなの?って言われると答えは以下の通りです。

1.デザインがしまる
(ボディ下部が未塗装の樹脂のままなのもイイと思うのは同じ理由から)

2.ぶつかって擦れるところだから塗装しないという合理的な発想
(鉄バンパーのときはゴムでしたものね、モール)。

3........しょぼくみえるところ(爆



3あたりの理由が最たるところかもしれません(汗



といいつつ。
時代の流れでしょうか、国産車においては
「黒バンパー/モール」はかなり減ってしまいました。
最近はヴィッツやマーチ、旧サニーであるティーダなどの低廉グレード、
さらに軽の商用1ボックスに至るまでミラーだけ黒でバンパーは塗装...
というのが増えました。
このままだと黒いままの樹脂パーツは絶滅してしまうかもしれません(オオゲサ?



まあ、まさしくフェチの戯れ言ですね、これ...(汗



>>実は「黒モール」、別パーツになっている車種はあまりなく、
モール部をマスキングして「塗ってない」だけだったりするのが
多かったりします。
ちなみにウチのR19はゴムが別に貼ってあるタイプ。
これは80年代に入り、鉄バンパーから樹脂へ移行したころに
よく見られたような気がします。

>>で、国産車にも
「モール部分が別パーツになっていて、ぶつけたらそこだけ交換出来る」
のがいくつかあったような。
先代ヴィッツの前期型は上下分割が出来たハズです。
モールというには大きな部品ですが(汗
ヴィッツ=yaris自体が欧州向けだという理由もあるのでしょう。


ヤリス/ヴィッツ。日本でも廉価版では見られましたね。イイじゃないか!
なお、右うしろに写ってるアルメーラ(パルサー)の黒モールは、単なる塗り分けです。
コメント (17)
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