カローラがいよいよ10代目にスイッチしましたね。
正直言って、カローラは偉大なクルマではあります。
気になるんです。日本のスタンダード・セダンとして。
でも...正直、第一印象は「うーん」でした。
トヨタのデザインって、昔からどうしてこう妙なプレスラインでデザインの差別化を
はかるんだろう、って思うんです。
今度のカローラもCピラーの途中からトランクに向かって、奇妙なラインが入っています。
こういうデザイン、トヨタのクルマには多い。
視覚的効果をねらって...云々ということですが、基本的なデザインの美しさでそういうのは
出して欲しいものです。ハイ。
先代マーク2のサイド、肩部分にに前から後ろまで走る前傾姿勢のキャラクターライン
(このせいでボディ後半のフェンダーが妙に貧相に見える)、
最近ではプレミオ・アリオン(カルディナ)のボディ下部に走るキックアップライン。
現行カムリの複雑怪奇なトランクハッチの造形...。
とか、結構あります。
それに、今度のカローラはなんかこう、デザインが素直じゃない印象。
根本的な要因として全体的にラインの指向性がバラバラ
(これの最たる例がアルファード)に見えるんですよ...。
各パーツ、各ラインのまとまり感が無い感じ。
現行ヴィッツ、ベルタあたりと同様、見ていてすっきりしません。
そう思うと先代カローラのデザインはシンプル。でも、よほど見飽きなくて良い感じです。
それと。これはカローラのせいではないんですが、
10代目カローラが今日出たこと、自分は知りませんでした。
僕が生まれたころ、いや80年代、90年代初頭くらいまで
カローラがフルチェンジとなれば、それは社会的にも大きなニュースだったはずです。
もはやクルマが趣味や道具としての嗜好品から、家電のようなものになりつつある昨今。
それと前から思う持論、「日本人の中に、根本的には車が好きな人は少ない」ということも
ますます進んでしまったような気がしています。
それともうひとつ。
4年でフルチェンジする必要があるとはまったく思えないんです。
20年前なら、4年たてばクルマは古くなった。でも今はどうでしょう?
前のカローラ、どこも古く見えないですよね。
なぜ、キッチリ4年でチェンジしないといけないのでしょうか?
6年、7年となぜ国産車は作れないんでしょうか?
ユーザーは本当にこの頻度でのモデルチェンジを望んでいるのでしょうか?
マーケティングがそうさせると言うならば、4年おきにモデルチェンジしないと
クルマが売れないようなマーケティングにしてるのはメーカー自身ではないのでしょうか?
あ、まだあります。
今度のカローラはついにカローラ+サブネームになりました。
コロナのように、消滅してしまうかもしれません。
ライバルの日産からはもうサニーの名前も無いです。
でも、カローラもサニーも、初心を忘れがちになっているからこそ
ユーザーからオヤジくさい、古いイメージと思われてしまったのではないでしょうか。
免許を取ったばかりのユーザーも、家族も、定年を迎えるお父さんも、
みんな楽しく、憧れるようなクルマに戻れないのでしょうか。
シンプルで、小さくて、装備も最低限でよい。かつてカローラやサニーがいたポジション
のくるまって、出来ないものなのでしょうか...。
>>なんだか久しぶりにいろいろ書いちゃいました。
古いクルマにしがみついている懐古趣味の男の戯れ言だと思って流して下さい...(^^;
正直言って、カローラは偉大なクルマではあります。
気になるんです。日本のスタンダード・セダンとして。
でも...正直、第一印象は「うーん」でした。
トヨタのデザインって、昔からどうしてこう妙なプレスラインでデザインの差別化を
はかるんだろう、って思うんです。
今度のカローラもCピラーの途中からトランクに向かって、奇妙なラインが入っています。
こういうデザイン、トヨタのクルマには多い。
視覚的効果をねらって...云々ということですが、基本的なデザインの美しさでそういうのは
出して欲しいものです。ハイ。
先代マーク2のサイド、肩部分にに前から後ろまで走る前傾姿勢のキャラクターライン
(このせいでボディ後半のフェンダーが妙に貧相に見える)、
最近ではプレミオ・アリオン(カルディナ)のボディ下部に走るキックアップライン。
現行カムリの複雑怪奇なトランクハッチの造形...。
とか、結構あります。
それに、今度のカローラはなんかこう、デザインが素直じゃない印象。
根本的な要因として全体的にラインの指向性がバラバラ
(これの最たる例がアルファード)に見えるんですよ...。
各パーツ、各ラインのまとまり感が無い感じ。
現行ヴィッツ、ベルタあたりと同様、見ていてすっきりしません。
そう思うと先代カローラのデザインはシンプル。でも、よほど見飽きなくて良い感じです。
それと。これはカローラのせいではないんですが、
10代目カローラが今日出たこと、自分は知りませんでした。
僕が生まれたころ、いや80年代、90年代初頭くらいまで
カローラがフルチェンジとなれば、それは社会的にも大きなニュースだったはずです。
もはやクルマが趣味や道具としての嗜好品から、家電のようなものになりつつある昨今。
それと前から思う持論、「日本人の中に、根本的には車が好きな人は少ない」ということも
ますます進んでしまったような気がしています。
それともうひとつ。
4年でフルチェンジする必要があるとはまったく思えないんです。
20年前なら、4年たてばクルマは古くなった。でも今はどうでしょう?
前のカローラ、どこも古く見えないですよね。
なぜ、キッチリ4年でチェンジしないといけないのでしょうか?
6年、7年となぜ国産車は作れないんでしょうか?
ユーザーは本当にこの頻度でのモデルチェンジを望んでいるのでしょうか?
マーケティングがそうさせると言うならば、4年おきにモデルチェンジしないと
クルマが売れないようなマーケティングにしてるのはメーカー自身ではないのでしょうか?
あ、まだあります。
今度のカローラはついにカローラ+サブネームになりました。
コロナのように、消滅してしまうかもしれません。
ライバルの日産からはもうサニーの名前も無いです。
でも、カローラもサニーも、初心を忘れがちになっているからこそ
ユーザーからオヤジくさい、古いイメージと思われてしまったのではないでしょうか。
免許を取ったばかりのユーザーも、家族も、定年を迎えるお父さんも、
みんな楽しく、憧れるようなクルマに戻れないのでしょうか。
シンプルで、小さくて、装備も最低限でよい。かつてカローラやサニーがいたポジション
のくるまって、出来ないものなのでしょうか...。
>>なんだか久しぶりにいろいろ書いちゃいました。
古いクルマにしがみついている懐古趣味の男の戯れ言だと思って流して下さい...(^^;
4年毎のフルモデルチェンジは、昔の車検制度の名残では?というのも今の新車は登録後3年で一回目の車検ですが、以前は新車だろうがなんだろうが2年毎に車検を通さねばならなかったわけで、その2回目の車検のときに買い替えさせようと・・・それで4年毎のモデルチェンジになったのではないかと思います。
もっとも今は長く乗る人も増えていますから、デザインや性能のいい車はモデルチェンジの間隔を長くしてもいいのでは僕も思います。
> カローラがフルチェンジとなれば、それは社会的にも大きなニュースだったはずです。
そうでしたよね。
70系末期の伊武雅刀のHowMatch?と、
郷ひろみがプールサイドにいてプールから出てきた80系デビューのCMが、今でも印象に残っています(古!)
最近は国産車も6年での代替わりに近づきつつありますけど、4年でモデルチェンジしていたのは、金型作るメーカーに仕事を与えるため?とかいう噂も聞いたことあります。
今回のCMキャラは木村拓哉ですが、車そのものには何のメッセージがないから、彼のイメージを利用するだけ、という選択になったんでしょうね。
あ、サニーの実質後継車ラティオは、見ても乗っても明るさが感じられ、とても気にいってます^^
大阪出張と和歌山の旅で、2回もカローラが出て来たの、前フリだったんですね。深いなぁ~
http://www.pontiac.com/vibe/index.jsp?useFlash=N
ってことはこいつもカローラファミリー!??
↑'前フリ'(笑) ふ、深いっす^
長年日本人の物差しとして貢献してきたカローラはある意味尊敬していました。
しかしいつ頃からか、日本人の要求を反映するものではなく、TOYOTAが定めた価値観に収めようとしているのを感じるようになって、それが私の現TOYOTAアレルギーの原因になっています。
元々4年毎のMCはアメリカのシステムから来ているそうですね。
それが日本の様々な利害関係と一致したのかもしれません。
ここ同意ですね。
メーカーの中の人にもいわゆる「カーガイ(昔風ならカーキチ)」って少ない気がしますね。
素人っぽいというか、学生っぽいというか。。。
また「天下のトヨタに間違いはない!」と思い込んでいる人が多いのも問題。
素直な気持ちで見てみようよ、ほら、この出っ張りって必要?と問質したい。
ただ悔しいのは、発売直後に「なんじゃこりゃ!」と思ったクルマでも、
見かける頻度が高いゆえに見慣れてしまう自分がいること。。。
いのぴょんさま>
>窓框に腕を乗せたら肩が懲りそう
そうそう、窓が小さい感じ...最近のクルマは全部。視界が良いのが疲労しない条件のひとるなのに、埋まった感じだと疲れそうです。
>4年毎のフルモデルチェンジ
いろいろ事情があっての事とは理解してます...ただ、クルマの熟成が進んだ現代においてこの4年を守る意味、あんまり無い気がしますよね。
ヤタローさま>
>70系末期の伊武雅刀のHowMatch?
こういう「CMの記憶」というのもこのカローラに限らずとんと最近無いですねえ...。何が足りなくなってしまっているのでしょうね。
Guさま>
>ちょっと凹ましても板金ではなく交換
たしかに交換する以外なさそうなプレス、多いですよね。デザインを良く見せる意匠ならまだしも、初代プリウスのフェンダーに入る謎のカットラインとか見るとそう思います。
>金型作るメーカーに仕事を与えるため
その話しも聞いたことあります。こういう部分、仕方ないのでしょうか...。
サボテンTE37さま>
>今回のCMキャラは木村拓哉
全然ピンと来ないキャラ選択ですよねえ。キムタクが乗るとは思えないし、まずまったく似合っていない。ほんと、トヨタのCMのキャラ選択は疑問が多いです。
>2回もカローラが出て来た
ひゃ、自分でも気が付かなかった。偶然ですってば(爆
nekさま>
>130が抜けてる
し、知りませんでした。これって130系だったんですね。日本ではオオコケだったなあ(涙
アメリカでも売れてないのでしょうか...?
しのぶくん@脳内自由人さま>
>日本人の要求を反映するものではなく
いま、このあたりの小型車のいるポジションが微妙に成りつつあるのはわかるんですが...もはや(VWゴルフもそうなんですが)カローラではない、という感じです。ベルタこそカローラ!?
おどれいさま>
欧州では、いまでも新型車が出るごとに街の話題になるといいます。道具としてこきつかう人たちですが、実は日本人よりも全然車が好き(本質的な意味において)って感じですよね。
>「カーガイ(昔風ならカーキチ)」
マツダのたちばなさんみたいな方がいっぱいいれば、日本のメーカーも面白くなると思います^^
むすたんさま>
>小細工的な
思いつくだけでも先代クラウンのトランクハッチのなぞのふくらみ、レクサスGSのボディ下部のイマイチなサイドモールなどなど、どうもしっくりこないっす...。
>見かける頻度が高いゆえに見慣れてしまうちょっと話は変わっちゃうけど、奇抜なデザインで有名?なアルファの75やSZ(ES30)ですが、奇をてらってはいるもののデザインのバランスはまさに絶妙。実は無駄なデザインもされていない...ディティールもうまく形状にとけ込んでいる。最近のトヨタのクルマのアグリーさと違うのはまさに「バランス」...その違いなのかもそれませんね。
それにしてもメーカーには'カーガイ'がいて欲しいものですねぇ