ニューヨークの想い出

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3860、鉄の町復活?

2018年09月23日 | Weblog
米中貿易戦争で鉄の町復活です。
トランプ大統領は米国の製造業が振るわないのは、中国などが安い製品を輸出しているからだと主張しています。
今年3月以降輸入する鉄鋼に25%の高関税を上乗せする処置を発動しました。
USスチールが本社を置く米東部ピッツバーグは活況のようです。
でも、保護主義的な政策による活況は本当の意味での鉄の町復活とは言えないでしょう。
「38、アメリカで一番美しい町」で、USスチールの広大な敷地内には日本や台頭してきた韓国、メキシコなどの鉄鋼会社に押され雑草が生えていた、と書きました。
当時(1982年ころ)はまだ中国の鉄鋼産業は今ほど盛んではなかった?

一方、建設会社などは鉄鋼資材の高騰で戸惑っています。
便乗値上げも起きているようです。
鉄鋼産業は好況で、鉄鋼を消費する産業は苦境に陥っています。
“あちらを立てればこちらが立たず”、といった感じです。
ピッツバーグについては「3053、ディア・ハンター監督死去」などを参照

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