ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

274、カレン・カーペンターズ

2008年12月19日 | Weblog
「273、ポストマン」で紹介したYou Tubeでのカレンは健康的で笑顔も輝いています。
しかし、この頃すでに病魔は忍び寄っていたようです。
このビデオは1975年の初めに、ディズニーランドで撮影されたものですが、同じ1775年ラスヴェガスでのショーの最中に倒れました。
過密なスケジュールは2人を蝕みはじめ兄リチャードは催眠剤の中毒に陥っていました。
70年代前半から80年代前半にかけて怒涛の如く走りぬけた二入でした。
75年ごろからカレンも体調を崩しがちになっていましたが、「拒食症」に犯されているとは気づいていませんでした。
国民的な人気ゆえ、ハードスケジュールに加え容姿も美しく保たなければいけないという強迫観念に陥り、拒食症という神経性の病にかかってしまったのでしょう。
それが原因で心不全をおこし83年2月4日、32歳の若さで亡くなってしまいました。
当時は「拒食症」という病気はあまり知られていませんでしたが、カレンの死によってこれが危険な病気であることを世界中に知らしめることになりました。
私はカレンの死を車を運転中ラジオで聞き、ショックを受けました。
日本にいる頃からカーペンターズの曲は好きでよく聞いていました。
アメリカでもラジオやテレビからカレンの歌声はよく流れていました。
死の前から彼女が「拒食症」にかかっているとは聞いていましたが、それほど重病だとは思っていませんでした。
カレンの歌声はアメリカのみならず、世界中のポップスファンに愛され、今もその人気は衰えることはありません。
CMやドラマの主題歌など、さまざまなメディアで今も耳にします。
1981年にテレビ出演したときの映像は元気に振舞っていますが、やせ細ったカレンは痛々しく、元気な頃の映像と比べると別人のようです。

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