ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

3481、でた!9秒台

2017年09月10日 | Weblog
福井市の福井運動公園陸上競技場で9日行われた陸上競技の日本学生対校選手権男子100メートル決勝で、桐生祥秀選手が9.98秒を出しました。(追い風1.8メートル)
日本陸上界にとって9秒台は長年の夢でした。
これまで多くの選手が挑みましたが10秒の壁を破ることはできませんでした。
日本人が9秒台を出すのはまだ2~3年かかると思いましたが快挙達成です。

9秒98を出した桐生選手
2015年2月28日、米テキサス州オースティンで桐生選手が9.87秒を出しましたが、このときは 追風3・3メートルで、録公認はなりませんでした。
6月に行われた日本選手権では4位で、世界陸上100メートルの代表を逃しています。
従来の日本記録は1998年12月のバンコク・アジア大会で伊東浩司選手がマークした10秒00で、19年ぶりに更新しました。
1968年にジム・ハインズ(米国)が史上初の9秒台をマークして以来、10秒の壁を破った選手は120人以上いますが、ほとんどが北中米やアフリカの黒人選手です。
オリンピックの決勝はほとんど黒人選手です。
世界記録はウサイン・ボルト(ジャマイカ)が2009年にマークした9秒58。
日本人初の9秒台は永遠に語り継がれるでしょう。
これから9秒台を出す選手が出てくるでしょうが、2番目の人は記憶されることはほとんどないでしょう。
世界初の9秒台を出したハインズは50年たった今でも覚えていますが、2番目に出した人は記憶にありません。

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