4435、時期尚早

世界で最も新型コロナウイルス感染者が多いアメリカでは経済活動が停滞しています。
トランプ大統領は16日、全米各州の知事に経済活動再開のガイドラインを提示し、感染者の少ない州は「明日にでも」再開に踏み出すことができると述べました。
これをを受け、一部の州知事らが規制解除に向けて動き始めました。
フロリダ州では17日夜に毎日数時間の余暇活動を許可するとの発表があり、ジャクソンビルの海岸に住民らが繰り出しました。
テキサス州のアボット知事は17日、来週から公園を開放し、24日には小売店の営業も再開するなどの緩和措置を指示。
ミネソタ州でも18日からゴルフや狩猟などの野外活動が解禁されました。
これに対して「時期尚早」と、懸念する声も上がっています。
規制解除に慎重な州も多い。
全米でも感染者が特に少ないモンタナ州のブロック知事は17日、同州はまだ感染減速の条件を満たさず、再開の段階にないとの見解を示しました。
CNNの取材によると、フロリダを含む31州と首都ワシントンは、休校措置を今夏の年度末まで続ける方針です。