ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1353、名将

2011年11月29日 | Weblog
25日に心不全のため西本幸雄氏が亡くなりました。
20年間の監督生活で、8度のリーグ優勝を遂げながら日本一になれなかったことから「悲運の名将」と呼ばれました。
阪急、近鉄などの弱小球団を常勝チームに育て上げる手腕と、人望の高さから多くの選手に慕われました。
私の記憶に残っているのは巨人が9年連続で日本一になった時の相手、阪急の監督として采配を振るった時です。
私は巨人ファンだったので巨人を応援していましたが、西本氏には一度日本一になってもらいたかったです。
1979年の広島との日本シリーズ第7戦では有名な「江夏の21球」で敗れています。

名将の条件
1、 勝つ
2、 客を呼べる
3、 マスコミ対策
その他、プラスアルファー(人望、カリスマ性など)

今季限りで中日ドラゴンズの落合監督が退任しました。
8年間にリーグ優勝4回、日本シリーズ優勝1回の成績で、1の条件は90点。
(日本シリーズ4回出場で1回しか勝てなかったのでマイナス10点。
最も、短期決戦ではその時の調子や流れで、どちらにも転ぶので真の評価はリーグ優勝。)
落合氏が監督になった2004年から観客動員数はほぼ横ばいで、2の条件は60点。
(観客動員は現状維持で御の字ですが、リーグ優勝4回で観客数が伸びなかったのでマイナス40点。退任の最大の要因か?)
マスコミ対策は「おれ流」で、30点。
(おれ流も個性があっておもしろい。)
落合氏は1の条件を持っているので、どこかの球団から監督の要請が再びあるでしょう。

大リーグでも今年ワールドシリーズを制した名将・ラサール監督が勇退しました。

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