ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1347、古川さん帰還

2011年11月23日 | Weblog
国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在していた宇宙飛行士、古川聡さんら3人を乗せたロシアの宇宙船「ソユーズ」が日本時間22日午前11時26分、カザフスタンの草原地帯に着地しました。
日本人最長記録となる167日の宇宙滞在で多くの実験を行いました。
無事帰還した古川さんは満面の笑みで、大きな仕事を成し遂げた充実感に満ちていました。
「ただいま戻りました、重力をすごく感じますね。」と、地球に帰還した感想を語り、今一番したいのは何か、という質問には「たまっているお湯のお風呂に入りたいです」と、日本人らしい答えでした。
この後、家族の待つアメリカ・ヒューストンに向かい、地球の重力に慣れるためのリハビリを受けます。
長期間ご苦労様でした。

帰還の映像をテレビで見ましたが、鉄の塊がパラシュートで落ちてきました。
大気圏に突入した際の摩擦熱で黒く焼け焦げ、草原の上で煙を上げていました。
これを見て、改めてスペースシャトルの精度の高さを認識しました。
パラシュートで落ちてくる「ソユーズ」は正確な着陸地点を特定することはできません。
スペースシャトルは決められた滑走路に正確に着陸します。
しかし、スペースシャトルの打ち上げ費用は1回あたり800億円で、ソユーズの120億円の7倍近くかかります。
スペースシャトルは全て退役したので、今後ISSへの往復は「ソユーズ」頼みです。
財政赤字が膨らむアメリカで次の一手が見えません。
1224、30年の歴史に幕」を参照

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