ニューヨークの想い出

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4256、タックルではなくハグ

2019年10月24日 | Weblog
オレゴン州ポートランドの高校で今年5月、教室に散弾銃を持ち込んで自殺しようとした生徒から、職員の男性が銃を取り上げる出来事がありました。
当時、職員は生徒に体当たりしたと伝えられていました。

検察がこのほど公開した映像に映っていたのは、タックルではなく生徒を抱き締める姿でした。
職員はアメリカンフットボール部と陸上部のコーチをしているキーノン・ロウさんでした。
ロウさんは廊下に出て両腕を生徒の身体に回すと、背中をさすり、引き寄せてハグしました。
2人はそのまま廊下に座り、間もなく到着した警察が生徒を逮捕しました。
生徒は銃器の不法所持などの罪で3年間の保護観察処分を言い渡され、精神衛生治療や薬物乱用の治療を受けています。
ロウさんはオレゴン大学で活躍していた元フットボール選手で「あの時はこの生徒のことを思っていた」と振り返りました。
「ヒーローコーチ」と称えられています。
*オレゴン大学はカレッジフットボールの名門校

オレゴン州では2015年にも「英雄行為」がありました。
アメリカでは、それだけ銃による事件が多い、ということか。

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