2672、グランドキャニオンで

米西部アリゾナ州のグランドキャニオン国立公園で18日、日本人男性（36）がハイキング中に死亡しました。
熱中症が原因とみられています。
男性はコロラド川が流れる渓谷を下るハイキングにグループで参加し、渓谷から戻る途中に倒れたようです。
当時、現地の気温は43度を超え、高温注意報が出ていました。
グランドキャニオンでの死亡事故は、今年に入って5件目です。
2010年には米国の国立公園の渓谷を巡るツアーで観光バスバが横転し、日本人3人が死亡する事故がありました。

カリフォルニア州東部からアリゾナ州にかけては砂漠のようなところで、乾いた岩肌がそびえています。
砂漠の中に作られたラスベガス、西部劇でおなじみのセドナ、世界最気温の記録を持つデスバレー、グランドキャニオンなどがあります。
グランドキャニオンはコロラド高原がコロラド川の浸食作用によって削られてできた渓谷で、日中の気温はかなり高くなります。
グランドキャニオンの画像