ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1655、世界最気温

2012年09月26日 | Weblog
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、お彼岸に入った途端に涼しくなりました。
今年の夏は記録的な暑さで連日35度以上の猛暑日が続き、稲も高温障害を起こしました。
でも、世界には想像を絶する高温地帯があります。
世界気象機関(WMO)は過去に世界一の猛暑が記録されたのは米西部カリフォルニア州のデスバレーで、1913年7月に観測された56.7度だったと発表しました。
これまでは1922年9月にリビアの首都トリポリ郊外で記録した58度が最高とされてきました。
しかし、観測装置の精度や調査員の経験不足から、実際よりも7度ほど高い数値が記録されたと判断し、この記録を無効としました。
90年ぶりの改正です。

デスバレーはシエラネバダ山脈の東側に位置し、一帯は国立公園となっています。
極端に乾燥した気候で、今年7月11日にも53.3度を記録しました。
世界で一番暑いと言われる地域は多くありますが、乾燥した砂漠地帯は暑そうです。
それにしても、50度を超えると猛暑というより酷暑、熱暑といった感じです。
温暖化が進むと60度を記録するかもしれません。

「デスバレー」の名はゴールドラッシュさなかの1849年に金鉱地へ向かっていたグループが近道をしようとしてこの谷に迷い込み、数週間さまよった末にメンバーの数人が酷暑と水不足によって死亡したことに由来しています。
しかしそれ以降死者は出ていないので「デスバレー」はかわいそう。


デスバレー

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