ニューヨークの想い出

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3896、復興の象徴撤去へ

2018年10月29日 | Weblog
原発事故からの復興の象徴にしようと福島県沖に設置された世界最大級の洋上風力発電について、経済産業省は撤去する方向で検討していることが分かりました。
2012年から商用化を目指して福島県沖で実証実験を続けてきましたが、故障続きで設備利用率が3.7%と目標の30%を大きく下回りました。
直径167メートルの世界最大級の風車を持っていて、風車の撤去には十数億円かかるとみられます。

今後、経産省が撤去方法や時期について検討します。(ANNニュースより)

私の家から10キロくらい北の利根川沿いにある風力発電は廃止され、今年中に解体されます。

写真の右端に利根川が見えます。(群馬県庁から5キロほど北。)
『9月末で発電をやめた吉岡風力発電所で10日、風車の羽根を取り外す作業が始まった。高さ約42メートルの支柱に上った作業員が数十本のボルトを緩めて、長さ約13メートル、重さ約1トンの羽根を外し、クレーンで地上に降ろした。
同日撤去したのは1枚のみ。数日かけて残り2枚を取り外し、支柱も解体・撤去する。発電所を管理する県企業局は「地域のシンボルである風車の一部を残してほしい」という町の要望に応え、取り外した羽根を使ってモニュメントを設置する。完成は来年2月の予定で、町に譲渡する。
同発電所は1999年、内陸部での風力発電の可能性の検証や啓発を目的に開設したが、老朽化による維持管理費の増加などを理由に撤去することにした』
以上は上毛新聞より

この辺りは空っ風が強く、風力発電には好条件?
空っ風が吹くのは冬から春にかけてで、夏場は無風状態で暑い
冬場の空っ風は、ときに強すぎて発電を停止することもあったようです。
日本ではなかなか定着しません。
台風などで倒壊することもあります。

2010年にシアトルに行ったときシアトルとスポーケンの中間辺り、I-90沿いに大量の風力発電が見えました。

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