2628、入場制限

今年のゴールデンウイークは好天に恵まれ行楽地はどこも賑わいました。
去年世界遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、連日1万人を超える見学者で溢れました。
今年のゴールデンウイーク後半には「明治日本の産業革命遺産」をイコモスが世界文化遺産に登録するよう勧告、のニュースが飛び込んできました。
8県の23施設が登録勧告を受け、多くの見学者が訪れました。
これらの施設は老朽化も進んでいて、保全対策が必要です。
最大の懸念は見学者が多くなりすぎる、ことです。

長崎市は7日、「旧グラバー住宅」の保全を図るため、入場制限や見学ルート設定を行う計画を明らかにしました。

大勢の観光客が詰めかけた大型連休中の旧グラバー住宅で、試験的に入場制限実施しました。（長崎新聞より）

山口県の萩城下町と松下村塾も世界遺産登録の勧告を受けました。
今年の大河ドラマの舞台です。
テレビの視聴率は低迷していますが、これが追い風になるかも？
1985年に一時帰国したとき萩市を訪ねました。
高杉晋作が生まれた家に行き、中に入って部屋も見学しました。
見学者が多すぎると入場制限も？