2601、グラバー邸大修理

昨日に続いて幕末に関する話題です。
長崎の観光名所旧グラバー住宅の大修理が50年ぶりに行われます。
来年の世界文化遺産登録を目指すようです。
グラバー商会を設立したトーマス・ブレーク・グラバーが住んでいた日本最古の木造洋風建築で、1961年に主屋・附属屋が国の重要文化財に指定されています。
「グラバー邸（園）」で画像検索してみてください。
綺麗な写真がいっぱいあります。

高校時代の修学旅行は九州一周で、その時行きました。
綺麗な洋館で、長崎港が眼下に広がっていました。
大学生の頃、坂本龍馬に憧れ長崎に行った時も訪ねました。
竜馬が設立した日本最初の商社といわれる「亀山社中」はすぐ近くにあります。
「亀山」は地名、社中は「仲間・結社」の意味で、後の海援隊。
亀山社中はグラバー商会と銃器の取引を行い、薩長同盟を実現しました。

高校時代の修学旅行は長崎のバス会社のバスで九州を回りました。
クラスごとに1週間ほど同じ運転手、バスガイドでした。
若い美人のガイドさんでした。
クラスの全員がガイドに憧れました。（男女共学の高校でしたがクラスは男女別）
九州を発つときは船で、ガイドに見送られながら別れました。
どこの港で、船でどこに向かったか覚えていませんが、テープを投げて別れを惜しみました。（船での別れは感傷的です。）
群馬に帰ってから多くの生徒が手紙を書きました。
私も書き返事が来ましたが、普通はそこまで。
同級生の1人はその後も手紙を出して何度も長崎に行って交際を続け、数年後結婚しました。
そこまでやるか、という感じです。