3275、アデル5冠

「第59回グラミー賞」の授賞式が12日夜（日本時間13日）、ロサンゼルスのステイプルズ・センターで行われ、英歌手・アデルが「年間最優秀アルバム」（「25」）、「年間最優秀レコード」（「ハロー」）、「年間最優秀楽曲」（「ハロー」）の主要3部門を獲得しました。
主要3部門独占は2012年以来2度目で、史上初の快挙です。

「最優秀ポップ・パフォーマンス（ソロ）」、「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」も含め5冠達成です。
同じ主要三部門を始め9部門でノミネートされていたビヨンセは「最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム」など、2冠にとどまりました。
ビヨンセに対し「グラミー賞は黒人女性歌手には狭き門？」と、波紋が広がっています。
アカデミー賞に続いてグラミー賞にも人種問題の影が？
アデルはビヨンセに対して、「本当に最高のアルバム。美しく心が打たれる楽曲。私たちはあなたの曲に栄誉を捧げます。」と、敬意を表しています。

英国を拠点に活動するピアニストの内田光子さんがピアノ伴奏で参加した作品が、クラシック部門の最優秀ソロ・ボーカル・アルバム賞に輝いきました。
2011年の最優秀器楽ソリスト演奏賞に続き2度目の受賞です。